「場所取り行為に起因するトラブルが多く発生…」JRAがあらためて「観戦ルール」を発表
JRAが開催競馬場におけるウイナーズサークル周辺の観戦ルールを設定した。
観戦ルールでは、場所取りを禁止し、ペイントエリアに立ち見とすること、敷物やお荷物での場所取りを禁止することが明記されている。
観戦ルールは10月5日から適用され、お客さま同士のトラブルの防止や安全・安心な環境を提供するための取り組みとして設定された。
JRAは14日、ホームページで「開催競馬場におけるウイナーズサークル周辺の観戦ルールの設定」を発表した。
開催競馬場におけるウイナーズサークル周辺での観戦ルールとして、場所取りの禁止を徹底する方針。「ウイナーズサークル周辺のお客さまエリアにおいて、地面をペイントにて区画いたします。当該ペイントエリアにおいては、混雑状況等にかかわらず原則立ち見とし、敷物等による場所取りや、お手荷物を地面に置いたり柵に掛けたりすることは一切禁止といたします。なお、観戦ルールにご協力いただけない場合や、JRA係員のお願いに応じていただけない場合は、退場いただくことがございます」としている。
今回の観戦ルールの設定については10月5日（土曜）より適用を開始する。「JRAではお客さまエリアの環境改善に取り組んでおります。各開催競馬場のウイナーズサークル周辺においては、敷物やお荷物等を用いての場所取り行為に起因するお客さま同士のトラブルが多く発生していることからお客さまに安全・安心にお過ごしいただくため、今般改めて全競馬場統一のルールを設定させていただきました。ウイナーズサークル周辺をご利用されるお客さまにおかれましては、以下のルールをご確認のうえ、必ずお守りいただきますようお願い申し上げます。ひとりでも多くのお客さまがお楽しみいただけますよう、皆さまのご協力をお願いいたします」と説明している。
また、「その他のエリアにおいても、場所取りはお断りしております。また、競馬場ごとに、施設の状況に応じて、椅子・敷物等の利用ルールを設けております。特にコース前の観戦エリアやパドックにおいては、混雑状況により、係員から移動のお願い等をすることがございますので、あらかじめご承知おきください」と、観戦のルールについて、あらためて呼びかけている。
