“完全没入体験”のハロウィン 相次ぐトラブル背景に開催

AI要約

東京・お台場の屋内型テーマパークで体験できる没入型ハロウィンイベントが開催され、リアルなゾンビやリアルタイムの物語に参加者が大興奮。

参加者は仮装して街の雰囲気と合わさり、別世界を楽しめる。テーマパークは安全を重視し、特設の更衣ブースなどを設置して安心して楽しめる環境を提供。

イベントは9月13日から11月30日まで開催される予定で、ハロウィンの聖地になることを目指している。

“完全没入体験”のハロウィン 相次ぐトラブル背景に開催

没入体験による新たなハロウィンの楽しみとは。

12日、東京・お台場の屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」でハロウィンイベントの合同取材ツアーが行われました。

ノリノリの曲に合わせて体を揺らし、超リアルなゾンビに大絶叫する参加者たちの姿が見られました。

最大の特徴は、施設のコンセプトであるイマーシブ = 完全没入体験です。

アトラクションは観客を巻き込み、物語がリアルタイムで進行していきます。

ゾンビが驚かせるだけの演出ではなく、まるでホラー映画の一員になったような体験ができるのがポイントです。

そして、一般の来場者も仮装ができるため、街の雰囲気も相まって、別世界に来たかのような感覚を味わうことができます。

イベントの背景には、東京などで近年相次ぐハロウィンのトラブルがあるといいます。

刀 シニア・クリエイティブ・ディレクター 津野庄一郎さん:

我々はテーマパークなので、思い切り楽しんでもらえる場所にしなければいけない。演出の中でも安全を考慮したような演出で、かつ思い切り絶叫してもらえるような演出を入れたり パークの中に監視カメラを入れ、ゲストの安全を守ろうと考えている。

期間中は特設の更衣ブースを設けるなど、誰でも気軽に、そして安心してハロウィンを楽しめる場の提供を目指しています。

体験会に参加した人たちからは、「渋谷だと無法地帯とまではいかないが、ここだと規律がしっかりしている分、みんないい人だなというのが目に見て分かる」「更衣室の中にロッカーも備え付けてあったので、すごくやりやすい。仮装しやすい」といった声が聞かれました。

刀 シニア・クリエイティブ・ディレクター 津野庄一郎さん:

ここが東京でとても安全に、自分を100%解放して、ハロウィンイベントを心から楽しめる、ハロウィンの聖地にしていきたい。

イベントは9月13日から11月30日まで開催される予定です。