「彼と電話した時、最初の10秒で...」アーセナル指揮官がスターリング獲得の舞台裏を回想「だからここに連れてきた」

AI要約

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、新戦力ラヒーム・スターリングについて語った。

アルテタ監督はスターリングの献身とエネルギーを称賛し、再起に期待を寄せている。

移籍マーケット最終日にアーセナルに加入したスターリングは、アルテタ監督と共にマンチェスター・シティで共闘した過去がある。

アルテタ監督は、スターリングのアーセナルデビューを期待している。

スターリングはトッテナムとのノースロンドンダービーでデビューする予定であり、アルテタ監督は彼の活躍を期待している。

「彼と電話した時、最初の10秒で...」アーセナル指揮官がスターリング獲得の舞台裏を回想「だからここに連れてきた」

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、新戦力ラヒーム・スターリングについて語った。

「彼は素晴らしいよ」

 クラブの公式サイトによると、9月15日に行なわれるトッテナムとのノースロンドンダービーを控えた記者会見で、指揮官は29歳FWの充実ぶりに言及する。

「良い笑顔だよ。エネルギーに満ち溢れ、全力で自分の主張を証明したがっている。ハングリー精神で、常にプレーをしたいと思っている。それができないと、彼は幸せではないんだ。サッカーを愛しているし、毎日サッカーをするのが好き。私には分かるよ」

 今夏の移籍マーケット最終日に、チェルシーからレンタルでアーセナル加入が決まったスターリング。アルテタ監督が移籍の舞台裏を明かす。

「彼と電話した時、最初の10秒でここに連れてこなければならないと分かった。彼は本当にそれを望んでいたからだ。私の唯一の疑問は、“彼が今、キャリアでどの段階にいるのか”だったけど、10秒後にはそれが分かった。だからここに連れてきた」

 アルテタ監督とスターリングは、かつて前者がマンチェスター・シティのコーチ時代に、同クラブで共闘。その後、スターリングは22-23シーズンにチェルシーに移籍も、新天地での過去2シーズンは期待に応えるような活躍を見せられずにいた。

 アーセナルで再起を期すスターリングに、アルテタ監督は「彼の献身、チームにもたらすエネルギーのレベル、そしてクオリティは大きな推進力になる」と期待を寄せる。

 英紙『THE Sun』は、「スターリングは日曜日のトッテナムとのノースロンドンダービーでアーセナルデビューする予定だ」と報じる。デクラン・ライスが出場停止で、ミケル・メリーノは負傷中。キャプテンのマーティン・ウーデゴーとリッカルド・カラフィオーリの出場も疑問視されているなかで、同紙は「スパーズとの対決に向けて多くの問題に直面しているだけに、アルテタ監督はスターリングの活躍を求めるだろう」と記した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部