最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング19位。4億円プレーヤー! 将来性抜群も判断力は致命的?

AI要約

鈴木彩艶の市場価値やプレーについて解説。

海外挑戦の成功や課題点について述べられている。

最終予選での活躍や課題について期待が寄せられている。

最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング19位。4億円プレーヤー! 将来性抜群も判断力は致命的?

2026年ワールドカップの出場権を賭けたアジアでの戦いが始まった。多くが欧州のクラブで活躍する現在のサッカー日本代表メンバーには、各国のビッグクラブも目を光らせている。そんな歴代最強との呼び声が高い日本代表メンバーの市場価値はいくらだろうか。9月のアジア最終予選を戦う日本代表の選手たちを市場価値ランキングで紹介する。

※データは9月10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトの表示に準拠する。

19位:鈴木彩艶

生年月日:2002年8月21日

所属クラブ:パルマ(イタリア)

市場価値:250万ユーロ(約4億円)

 19位は市場価値250万ユーロ(約4億円)の鈴木彩艶だ。最終予選に臨む日本代表には鈴木を含む3名のゴールキーパー(GK)が招集されたが、その中で同選手が最も市場価値の高い選手となった。

 

 現在22歳の鈴木は、昨夏に浦和レッズからベルギーのシント=トロイデンに完全移籍を果たした。昨季は初めての海外挑戦となったが、しっかりと定位置を確保し正GKとしてリーグ戦32試合に出場。データサイト『Sofa Score』によれば、セーブ率69%を記録している。

 その継続的な活躍が評価され、鈴木は今夏の移籍市場で昨季セリエA昇格を決めたパルマへとステップアップした。イタリアではすでにリーグ戦3試合に出場しており、長い手足と鋭い反応を活かしてセリエAが誇る強力なアタッカーたちの前に立ちはだかっている。

 GKとして優れた能力を持っている同選手だが、大きな課題点として判断のミスが多いことが挙げられる。日本代表でも失点に繋がったミスが何度かあり、新たに加入したパルマでもそれは変わっていない。先日行われた第3節ナポリ戦(1-2)では、ディフェンスラインの背後に抜け出した相手選手へ危険なファウルを犯したことで退場処分に。鈴木の退場によってパルマは逆転負けを喫した。アジアの難敵が待ち受ける最終予選で、鈴木は後方からチームに落ち着きをもたらすことができるだろうか。