日本代表へのレーザーポインター妨害、MF堂安律は「気付かなかった」と言及

AI要約

日本代表がバーレーンを5-0で快勝し、アジア最終予選で好発進を果たした。

しかし、試合中にレーザーポインターが選手に対して妨害行為が行われ、一部の選手が被害に遭った。

これまでにも同様の事態があったことから、安全対策の強化が求められている。

 森保一監督が率いる日本代表(FIFAランキング18位)は9月10日、敵地で行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でバーレーン(同80位)と対戦し、5-0と快勝を収めた。前半37分にはFW上田綺世がPKを蹴り込むも観客席からレーザーポインターが当てられ、妨害される事態に。試合後選手たちが言及した。

 灼熱の敵地。無料招待で大勢のファンが駆け付けたバーレーンナショナルスタジアムは完全アウェーの環境だった。攻めあぐねながらも前半34分に日本はPKを獲得。同37分にFW上田綺世がPKスポットに立つと、観客席からは顔をめがけてレーザー光線を当てられた。それでも上田は意に介さず冷静にゴール左隅に決めきった。

 その後、後半の立ち上がりに上田が2点目を決めると、MF守田英正も2点を加えた。選手交代を行ったなかで、途中出場のFW小川航基もこぼれ球を頭で押し込み、ダメ押しゴールを決めて5-0とした。

 そんななか、PKの際の上田の目元、コーナーキックの場面ではMF堂安律に向けてレーザーポインターが当てられ、SNS上ではファンから苦言が寄せられていたなか、試合後の取材で被害に遭った堂安は「気付かなかったです。なんか違う人に当たっているのかなと思った」と、言及していた。

 日本は過去、2013年3月27日のW杯最終予選ヨルダン戦でGK川島永嗣やMF遠藤保仁らセットプレーの際に緑色の光線を当たられていた。