「アウェイのやりにくさがあった」。サッカー日本代表は大勝も、指揮官は「さらに厳しい戦いが続く」【W杯アジア最終予選】
サッカー日本代表はFIFAワールドカップ26アジア3次予選グループC第2節でバーレーン代表を5-0で破り、森保一監督は選手の粘り強いプレーを称賛。
森保監督はアウェイでの難しさを強調し、選手たちの粘り強い戦いが4得点のゴールショーを生み出したことを指摘。
最後にファンへの感謝を表明しつつ、今後の厳しい戦いに向けてチームへのサポートを求めている。
サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア3次予選グループC第2節でバーレーン代表と対戦し、5-0の勝利を収めた。この試合のあと、チームを率いる森保一監督がフラッシュインタビューに応じ、「選手が粘り強く頑張ってくれた」とコメントした。
前節の中国代表戦に続き、森保監督は3-4-2-1を採用。攻撃的な布陣でホームのバーレーンに挑んだ。前半は相手の堅守とロングボールに苦しむ場面があったが、鎌田大地が作ったPKのチャンスに上田綺世がきっちり決めた。前半はこの1点だけにとどまったが、後半は計4得点が生まれるゴールショーが展開された。
森保監督は「アウェイのやりにくさがあり、相手はホームの利点を活かしてきた」と語り、敵地の難しさを強調した。そして「難しい状況の中でも選手たちが粘り強く戦ってくれたおかげで得点が生まれ、ペースを握ることができた」と続け、厳しい暑さの中プレーしたチームを労った。
またハーフタイムの指示について、同氏は「相手は体力と集中力を高く保っているが、攻撃を続けていればチャンスが生まれるということを伝えた」と明かしている。後半の頭から伊東純也がピッチに立ち、まさに攻め続けた結果の大量得点だった。
最後にファンに向けて、森保監督は「国内の、そして全世界の日本のサポーターのために選手たちが頑張ってくれました。そういった方々に向けて勝利を届けられて良かったです」と感謝のコメントを残している。その上で、「これからさらに厳しい戦いが続くので、一緒に戦ってもらえれば」と継続的なチームへのサポートを求めた。
