内外野をこなせる貴重なガッツマンが今季1号 「期待できるようになってきた」 ソフトバンク仲田慶介がスタメン3試合で全て快音

AI要約

ソフトバンクの仲田慶介内野手が今季1号弾を放ち、活躍したウエスタン・リーグのオリックス戦の詳細。

仲田選手は3回に1号ソロホームラン、7回には2打点タイムリーを記録し、復調の兆しを見せている。

松山2軍監督も仲田選手の真っすぐへの対応を高評価し、彼の存在がチームにとって重要であることを強調。

内外野をこなせる貴重なガッツマンが今季1号 「期待できるようになってきた」 ソフトバンク仲田慶介がスタメン3試合で全て快音

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス4―3ソフトバンク(10日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクの仲田慶介内野手(25)が〝今季1号弾〟を放った。ウエスタン・オリックス戦に「9番右翼」でスタメン出場。3回の第1打席で左打席に立つと、先発の芦田丈飛の140キロストレートをジャストミート。弾丸ライナーで右翼席へ飛び込む、今季公式戦初アーチとなる先制の1号ソロ。7回には1死二塁の得点機で、今度は右打席に立ち、左腕・大江海透の145キロストレートを左前へ運ぶタイムリーで2打点の活躍ぶり。松山秀明2軍監督は「彼にホームランを求めているわけではないんですけど、昨日まではちょっと真っすぐに振り遅れていたんですけど、きょうは真っすぐをしっかりとはじき返しましたね」と高評価した。

 育成から開幕前に支配下登録された3年目のマルチプレーヤーは、7月11日に出場選手登録を抹消された後、同下旬に腰の炎症のため、リハビリ組に回っていた。ファーム合流は今月5日からで、この日を含めて3試合連続スタメンだが、いずれもヒットを放っている。「これで復調していけばいい。期待できるようになってきたというところですね」と松山2軍監督。内外野をこなせる貴重なガッツマンだけに、最終盤の優勝争いからクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと続く戦いには必要な存在だけに、その復調ぶりにも注目だ。

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