「オシムヘンは欲深い男ではない」 元ナイジェリア代表ミケルが語るチェルシー移籍破談の真実
ナポリからガラタサライへ移籍したヴィクター・オシムヘンについて。多くのクラブが狙っていたが、高額な給与が獲得を妨げたわけではなかった。
オシムヘンは欲強い選手ではなく、チェルシーへの移籍を望んでいた。元チェルシー選手のジョン・オビ・ミケル氏もサポートしていた。
ガラタサライでのローン期間が終了した来夏に再びチェルシー行きを目指す可能性がある。
今夏の移籍市場でガラタサライへ移籍したヴィクター・オシムヘン。チェルシーやパリ・サンジェルマン、アーセナルといったクラブがナイジェリア代表FWを狙っていたようだが、実現することなくナポリではアントニオ・コンテ監督の下で構想外となっており、出場機会を求めトルコへ移籍している。
チェルシーをはじめとする各クラブが獲得から手を引いた理由についてオシムヘンが求める高額な給与が原因とされていたが、それは事実ではないと『The Obi One Podcast』で同郷の先輩であるジョン・オビ・ミケル氏が語っている。
「ヴィクターについてあれこれ言う人がたくさんいる。『強欲だ』とか『給料を減らしてチェルシーに来い』とかね」
「私は彼(オシムヘン)を知っている。だからこそ、それは絶対に真実ではないと言いたい。ヴィクターは欲深い男ではない。彼はただ自分が当然得るべきものを主張しただけだ。それは問題ではない」
「我々はこの取引を成立させる寸前まで行っていた。でも、ちょっとした小さな問題で合意することができなかった。彼はチェルシーに来たがっている。彼はクラブを本来あるべき姿に戻す手助けをしたいと思っている」
ミケルは元チェルシーの選手ということもあってオシムヘンの移籍を裏から支えていたようだ。結果ロンドン行きは叶わなかったが、今冬、もしくは来夏に再びチェルシー行きにチャレンジする可能性があるという。オシムヘンのガラタサライへのローン期間は今季限りとなっており、来夏の移籍市場ではオシムヘンの去就に注目が集まるだろう