パラリンピック=車いすテニス、初出場の18歳小田が金メダル
小田凱人がパリ・パラリンピック車いすテニス男子シングルスで優勝し、日本勢が連覇を果たした。
小田は世界ランク2位で、相手のアルフィー・ヒューエットに接戦を制して勝利。
小田は国枝慎吾の影響を受け、最年少で世界ランク1位に上り詰めた実力者。
[7日 ロイター] - パリ・パラリンピックは7日、車いすテニス男子シングルス決勝を行い、小田凱人(18)が優勝。前回の東京大会の国枝慎吾に続き、日本勢が連覇を果たした。オリンピック公式サイトが報じた。
パラリンピック初出場、世界ランク2位の小田は同1位のアルフィー・ヒューエット(英国)に6─2、4─6、7─5で勝利。相手のマッチポイントをしのぎ、最後は4ゲームを連取して勝負を決めた。
小田は国枝の影響を受け、10歳のときに車いすテニスを開始。その後、ジュニア男子史上最年少で世界ランク1位に上り詰めた。
小田はこれまで四大大会シングルスで4回優勝。一方、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで銀メダルを獲得したヒューエットは四大大会で9回優勝している。