車いすテニス小田が「金」 初出場18歳、日本勢連覇

AI要約

パリ・パラリンピック第11日、車いすテニス男子シングルス決勝で小田凱人が金メダルを獲得し、日本勢の連覇となった。

小田凱人は左股関節に骨肉腫を発症して車いす生活となり、競技を始めてから急速に実力を伸ばし、昨年の全仏オープンで最年少優勝を果たした。

新世代の旗手として初出場のパラリンピックで活躍し、感動を与えた。

車いすテニス小田が「金」 初出場18歳、日本勢連覇

 【パリ共同】パリ・パラリンピック第11日の7日、車いすテニス男子シングルス決勝で小田凱人(18)=東海理化=がアルフィー・ヒューエット(英国)を6―2、4―6、7―5で下し、金メダルを獲得した。前回東京大会の国枝慎吾に続く日本勢の連覇となった。

 愛知県出身。9歳で左股関節に骨肉腫を発症して車いす生活となり、10歳で競技を始めた。昨年の全仏オープンの男子シングルスで四大大会史上最年少優勝。初出場のパラリンピックで新世代の旗手が実力を示した。