試合数の増加にも「適応してみせる」 通算900ゴールのロナウドはケインの目標。30代後半までの現役生活を目指す
ポルトガルがクロアチアを2-1で破り、ロナウドが900ゴールを達成。
ロナウドの高いパフォーマンスと長寿命に注目し、ケインも影響を受ける。
試合数増加が今後の選手の環境改善を問題視される。
UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ1の第1節ポルトガル対クロアチアの一戦が行われ、2-1でポルトガルが初戦を制した。
この試合でチーム2点目を挙げたクリスティアーノ・ロナウドはキャリア通算900ゴールを達成。39歳にして得点記録を伸ばし続けている。
テクノロジーの発達で選手寿命が伸びたとはいえ、この年齢で高いパフォーマンスを続けられる選手はほとんどいない。ポルトガル代表とレアル・マドリードで同僚だったペペは8月に現役引退を発表している。
7月に31歳となったバイエルンのハリー・ケインはロナウドに影響を受けたと語る選手の1人だ。
「クリスティアーノは史上最高のサッカー選手の1人であるだけでなく、より高いレベルでどれだけ長くプレーできるかという基準でもある。サッカー界に限らずスポーツ全般において30代になるとペースを落とし、試合数を減らすという認識があると思う」
「でも、クリスティアーノは試合をするたびにゴールを決め、成長を続けている。彼は私にとっての目標だ。イングランド代表としてできるだけ長くプレイしたいと思っている」
英『INDEPENDENT』ではケインがロナウドは自身の目標であると語り、同選手のように30代後半、さらにはそれ以上の年齢までプレイしたいとコメントしている。
しかし、近年の試合数増加はそれを妨げる最大の要因であり、24-25シーズン終了後の6月から7月までクラブW杯の開催が予定されている。ケインは「適応してみせる」と語っているが、選手の環境改善は今後行われるのだろうか。