名将カペッロ&サッキ、鈴木彩艶所属パルマのサプライズに期待!「本当に良いプレーをする」

AI要約

ファビオ・カペッロ氏とアリーゴ・サッキ氏が、今シーズンのセリエAにおけるダークホースを予想した。

カペッロ氏はトリノを、サッキ氏はパルマをサプライズ候補として挙げた。

両名はそれぞれの指導者やチームの特徴についてコメントしている。

名将カペッロ&サッキ、鈴木彩艶所属パルマのサプライズに期待!「本当に良いプレーをする」

ファビオ・カペッロ氏とアリーゴ・サッキ氏の名将2人が、5日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今シーズンのセリエAにおけるダークホースを予想した。

今季のセリエAは開幕から第3節までを終え、王者インテルのほか、ユヴェントスやトリノ、ウディネーゼが7ポイントで並んで首位を走っている。そんな中、かつてスクデットを獲得した経験を持つ名将2人が、今シーズンのリーグ戦でサプライズを起こす可能性のあるチームを挙げた。

カペッロ氏はまず、昨シーズンにヴェネツィアをセリエA昇格へ導いたパオロ・ヴァノーリ監督が率いるトリノに言及した。トリノはミランと引き分け、アタランタに勝利し、指揮官の古巣に勝利を収めるなどして好成績を収めているが、「リーグ戦のサプライズは、順位表の上はトリノだ。見ていて心地よい。前線はよく動いているし、チームスピリットもトリノらしくて素晴らしい。それにGKが違いを作り出している」と賛辞を贈った。

一方でカペッロ氏は、サプライズ候補の一角として、日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマも挙げている。昇格組パルマはここまで、ミラン戦で金星を挙げたほか、フィオレンティーナと引き分けるなど大健闘。ナポリには1-2と逆転負けを喫したが、2失点はいずれも鈴木の退場後に本職GK不在の中、後半アディショナルタイムに喫したものだった。

かつてミランやユヴェントス、レアル・マドリーを率いた名将は「これまでに見たカルチョに関して言えば、パルマを挙げたい。加えて、セリエAで最も若いチームだ」とファビオ・ペッキア監督のチームを称えている。

続いてサッキ氏も、「そうだね、パルマは本当に良いプレーをする。ペッキアは自身が何をしているのかを把握している」と称賛。一方でトリノにも賛辞を贈り、「トリノがこんなプレーをするのを久しぶりに見た。ヴァノーリのことはよく知っている。配下の選手たちの能力を最大限に引き出せる監督だ」とコメントした。