ムシアラのバロンドール候補選外にバイエルン幹部激怒 「まったくもって理解不能」

AI要約

バイエルン・ミュンヘンのMFムシアラがバロンドール候補から漏れたことに関するエバール取締役のコメント

ムシアラの昨シーズンの活躍とEURO2024での奮闘を挙げ、候補入りの理由を主張

バロンドール受賞候補は100人の新聞記者によって選ばれ、式典は10月28日にパリで開催される

ムシアラのバロンドール候補選外にバイエルン幹部激怒 「まったくもって理解不能」

4日(現地時間)、フランスのサッカー雑誌『フランス・フットボール』は今年の男子のバロンドール受賞候補者30人を発表したが、この中にバイエルン・ミュンヘンのMFジャマル・ムシアラの名前はなく、同クラブのマックス・エバール取締役は驚きと怒りを感じている。

21歳にして既にバイエルンで中心的存在となっているムシアラは、昨季も公式戦38試合出場で12ゴール8アシストを記録し、2011-12シーズン以来の無冠に終わったバイエルンの中でFWハリー・ケインとともに奮闘。また、今夏のEURO2024でもドイツ代表の一員として臨み、3ゴールをマークするなどドイツの攻撃を牽引し、大会のベストイレブンにも選出されていた。

こうしたムシアラの活躍を考えれば、少なくとも30人の候補者の中には入るだろうというのがエバール氏の主張のようだ。同氏はドイツメディア『dpa』の取材に対して、今回の選考結果への不満を口にしている。

「私はバロンドールの候補に選ばれた全ての選手の実力を認めている。しかし、バイエルンの関係者にとって、このリストにジャマル・ムシアラが入っていないことは大きな驚きだ。ジャマルはEURO2024で素晴らしいパフォーマンスを見せた選手の一人であり、大会のベストイレブンでトップスコアラーだ。それに加えて、バイエルンは彼のおかげでチャンピオンズリーグで準決勝まで行った。彼を30人の候補者の中に入れないのは、まったくもって理解不能だ」

バロンドールは、100人の新聞記者の投票によって候補者30人の中から受賞者が決まる。今年の表彰式は、10月28日にパリで開催される。