オフの『FA契約』ナンバーワンは?「適正価格で今永昇太」「大谷翔平は計り知れない」米著名ライターたちが議論

AI要約

米国を代表するスポーツライターのケン・ローゼンタールさんとアランナ・リゾ記者が、今永昇太投手の契約価値について議論。

ローゼンタール氏は今永昇太の適正価値を高く評価し、カブスが素晴らしいパフォーマンスをする今永に満足していると語る。

大谷翔平やテオスカー・ヘルナンデスとの比較もされたが、今永昇太は独自の価値とパフォーマンスを持っているとの意見が示された。

オフの『FA契約』ナンバーワンは?「適正価格で今永昇太」「大谷翔平は計り知れない」米著名ライターたちが議論

 米国を代表するスポーツライターの一人、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールさんは5日(日本時間6日)、ユーチューブチャンネル「フェアテリトリー」を更新。前日のパイレーツ戦で7回を無安打無失点に抑え、カブス史上2度目の「継投ノーヒットノーラン」を達成した今永昇太投手(31)の契約価値などについて、米放送局MLBネットワークのアランナ・リゾ記者と議論を交わした。

 リゾ記者は「大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスを除けば、今永昇太はオフのFA契約でナンバーワンだと思うか?」と問いかけ、ローゼンタール氏は「FA契約の適正価値という点で1番だと言わせてもらおう」と答えた。

 「ただし1年契約は除く。それを入れれば、プロファーやフラハティ、セベリーノらがいるからね。今永は4年総額5300万ドル(約76億円)だが、契約時は多くの人々が『うまく大リーグに適応できるか分からない』と語っていた。だが、素晴らしく適応している。適正価値という点で、間違いなくカブスが望む全てを与えている」

 さらに、大谷らとの比較については「これは大谷の10年7億ドル(約1001億円)とは異なるし、『同等の適正価値だ』と言えるかは分からない。また、素晴らしいシーズンを送っているテオスカー・ヘルナンデスとも違う。だが、今永は全ての期待をはるかに上回るパフォーマンスをしている」と語った。

 これに対し、リゾ記者は「確かに大谷翔平は孤高の存在だから、われわれが適正価値を計り知るなんてことはできないかな」と応えた。