今永昇太、ノーヒットノーラン継続中を知らなかった!「監督はいつも明るい表情なのに、すごく深刻そうな表情で寄って来た」

AI要約

カブスの今永昇太投手が快投し、地元のパイレーツ戦でノーヒットノーランを達成。

今季4度目のNNは3年ぶりの記録で、地元リグリーフィールドでは52年ぶりの快挙。

今永はNN継続中を知らず、カウンセル監督も降板を決断した際に気づく。

今永昇太、ノーヒットノーラン継続中を知らなかった!「監督はいつも明るい表情なのに、すごく深刻そうな表情で寄って来た」

◇4日(日本時間5日)MLB カブス12―0パイレーツ(シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(31)は地元のパイレーツ戦に先発。7回までノーヒットノーラン(NN)の快投だったが、95球で降板を強いられた。7回を無安打無失点、2四球で7奪三振で12勝目(3敗)。2番手ピアソン、抑えのホッジとつなぎ、「継投NN」を達成した。鈴木誠也外野手(30)は4打数2安打、1得点1四球だった。

 NNは今季メジャーで4度目。地元中継局マーキーSNによればカブス史上18度目で、2021年6月24日に4投手(デービーズ、テペラ、チャフィン、キンブレル)の継投で達成して以来3年ぶり。地元リグリーフィールドでは52年ぶり6度目の快挙だった。

 地元中継局マーキーSNによれば、試合後の今永は、NNを継続中だと知らなかったという。

 「7回無失点だと、いつもカウンセル監督は明るい表情をして僕のところに寄って来るが、すごく深刻そうな表情で寄って来たので『何を言われるんだろう』という気持ちで、そのときに(NN継続中と)言われた」

 カウンセル監督も試合後、「いつものように6回を投げ終わったとき、話をしにいったんだが、ショウタはノーヒッターが継続中だということを知らなかったんだ。笑えるよな」と苦笑し、「正直な話、そこでこれ(降板)がチームにとっても正しいと決断した」と明かした。(写真はAP)