【津ボート G1ツッキー王座決定戦】岡田光広の“イイ値”は定松勇樹 メモリアル予選落ちの無念晴らす

AI要約

ツッキー王座決定戦が開幕し、定松勇樹が注目される

定松は前評判に違わず7号機を手にするも、安定板の影響で予選敗退

台風10号の影響で不運な2日間を経験したが、気持ちを切り替えて再挑戦

【津ボート G1ツッキー王座決定戦】岡田光広の“イイ値”は定松勇樹 メモリアル予選落ちの無念晴らす

 ボートレース津の開設72周年記念G1「ツッキー王座決定戦」が6日間シリーズの幕を開ける。岡田光広記者の「イイ値!このレーサー」は定松勇樹だ。

 馬場貴也による予選16位からの大逆転2連覇で閉幕したSG第70回ボートレースメモリアル。その陰で、定松は“抜群”と前評判の高かった7号機を手にしながらも、思うようにポイントを稼げず予選敗退となった。

 「安定板に泣かされた感じ。外れた時の7号機は抜群に良かったけど安定板着用だと良くなかった。あの2日間(3、4日目)がなかったら…」

 シリーズ中にノロノロと西日本を迷走した台風10号。まるがめに再接近するころには勢力が落ち、中止順延になるほどの被害はなかったが、定松&7号機にとっては直撃級の悪影響が出てしまったようだ。

 気持ちを切り替えて臨む今大会。引いたエンジン57号機は7月の全国ボートレース甲子園で地元の豊田健士郎が乗り、優出4着。

 「豊田さんにもその時の話は聞いたし、エンジンは悪くないと思う。ペラをしっかり合わせます」

 序盤戦は天候に左右されることもなさそう。“あの2日間”のどうしようもないフラストレーションを、しっかりと晴らしたい初日の2走である。

 【岡田の買い目】1号艇の5Rは確勝級。好配当を狙うなら4カド濃厚な11Rの<4><5>、<4><6>流し。