サヨナラ勝利導いたDeNA・伊藤光 延長11回の打席は「俺が決めてやるという思いで…」

AI要約

DeNAは広島との試合で、伊藤光捕手のサヨナラの押し出し四球によって6連勝を達成した。

伊藤は10年ぶりのサヨナラ打を挙げ、チームとファンの意気込みが勝利につながった。

チームは貯金を3とし、伊藤はチームや自身の思いを胸に押し出し四球で勝利に貢献した。

 ◇セ・リーグ DeNA4―3広島(2024年9月5日 横浜)

 DeNA・伊藤光捕手(35)が5日、首位・広島戦(横浜)でサヨナラの押し出し四球を選びチームを6連勝に導いた。

 8回に2-2と同点に追いつかれ、11回には勝ち越しを許した。それでも1点を追う11回に牧が同点適時打。最後は2死満塁の場面で9番・伊藤光が四球を選び、押し出しでサヨナラ勝利。チームは連勝を6に伸ばし、貯金を3とした。

 押し出し四球で決着をつけた伊藤は「俺が決めてやるという思いで」打席に立ったと振り返る。10回にもサヨナラのチャンスで打席が回ってきたが遊ゴロ。「そのとき(10回)も俺が決めてやると思って入ったんですけど、本当に結果というのはうまいこと自分の思いにそぐわないなと思い、悔しかったです。でもこうやってもう一度チャンスが回ってきたのでどんな形でも勝ちたいなという思いが上回ったかなと思います」と笑顔を見せた。

 チーム、ファン含め「誰一人諦めていない気持ちというか、そういうのが流れていたんで。最後勝ち切れて今掲げてるスローガンの結果になったっと思います」と2014年以来10年ぶりとなる自身のサヨナラ打に喜びをかみしめた。