巨人・戸郷翔征、エースの勲章! 中4日も「10勝して、最高です。9勝とは重みが違う。素直にうれしい」

AI要約

巨人のエース・戸郷翔征投手が期待に応え、無失点の投球で10勝目を挙げる。

疲れを抜くためにコンディションを整え、ほぼ完璧な投球を見せる。

阿部監督の言葉に励まされ、チームとしての勝利に貢献した戸郷投手。

巨人・戸郷翔征、エースの勲章! 中4日も「10勝して、最高です。9勝とは重みが違う。素直にうれしい」

◇5日 巨人3―0ヤクルト(岐阜)

 巨人のエース・戸郷翔征投手が先発し、阿部監督の期待に応えた。V奪回への勝負手として、今季初めて中4日で送り出され、7イニングを初回、先頭打者・西川の右前打1本に抑え、無失点。3年連続2桁勝利となる10勝目を挙げた。「必死にやった結果が1安打。10勝して、最高です。9勝とは重みが違う。素直にうれしい」と声を弾ませた。

 間隔が詰まった今回は疲れを抜くことを心がけた。「サウナ、交代浴はいつもより多く、長く入りました」。コンディションを整えてマウンドに上がり、ほぼ完璧な投球につなげた。

 両チーム無得点が続いていた時に、阿部監督から「1―0でしか勝てないよ」と声をかけられた。指揮官は「プレッシャーをかけちゃった」と振り返ったが、エースは「監督は気合が入っていたので、僕もそのつもりで行きました。カツを入れてもらったので何とか勝てて良かった」と振り返った。