大谷翔平、延長10回チャンスの場面での申告敬遠に古巣球場が大ブーイングに包まれる

AI要約

大谷翔平選手が古巣エンゼルスと対戦し、1番・指名打者で先発出場。申告敬遠で大ブーイングに包まれる。

延長タイブレークでドジャースが1点を勝ち越し、ベッツが3ランホームランを放つ。大谷は3打数1安打1打点。

凱旋試合でエンゼルススタジアムで感動のムーブメントが起きた。

大谷翔平、延長10回チャンスの場面での申告敬遠に古巣球場が大ブーイングに包まれる

◇3日(日本時間4日) MLB エンゼルス―ドジャース(アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平選手が、古巣エンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場した。延長10回の第5打席は一塁が空いていたため申告敬遠。球場は大ブーイングに包まれた。

 スコア2―2で延長タイブレークに突入。先攻ドジャースは1死二塁でロハスの適時打で1点勝ち越し。ラックスが凡退し、2死二塁となった場面で打席へ。エンゼルスベンチから申告敬遠が宣告され、球場は大ブーイングに包まれた。続く2番ベッツに3ランが飛び出し、大谷はベッツを本塁付近で出迎えた。

 第3打席までは左腕デトマーズと対戦し、第1打席は一ゴロ。第2打席は適時三塁打で1打点を挙げた、今季99打点としていた。第3打席はフルカウントから見逃し三振。8回は三振だった。

 この日はドジャース移籍後では初めて、新人時代から昨季まで6年間を過ごしたエンゼルスタジアムでの公式戦。凱旋(がいせん)試合で、試合前には球場のスコアボードに「Welcome Back(おかえりなさい)」という画面が掲示されたり、第1打席に向かう際に拍手が送られたりした。(写真はAP)