前年準Vのメドベデフ、4ゲームしか落とさず2年連続5度目の8強[全米オープン]【テニス】

AI要約

ダニール・メドベデフが全米オープンでヌーノ・ボルジェスを圧倒し、2年連続5度目の8強入り。

メドベデフは前年準優勝者として3年ぶりのタイトルを狙い、順調な勝ち上がりを見せる。

ボルジェスに対し、メドベデフは自らのペースを作り出し、3セットでの勝利を収めた。

前年準Vのメドベデフ、4ゲームしか落とさず2年連続5度目の8強[全米オープン]【テニス】

現地9月2日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス4回戦が行われ、第5シードのダニール・メドベデフ(世界ランク5位)は、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル/同34位)を6-0、6-1、6-3と圧倒し、2年連続5度目の8強入りを果たした。

3年ぶりのタイトルを狙う前年準優勝のメドベデフは、今大会1回戦でデュサン・ラヨビッチ(セルビア/同66位)を6-3、3-6、6-3、6-1で下すと、2回戦でファビアン・マロジャン(ハンガリー/同51位)を6-3、6-2、7-6(5)、3回戦で第31シードのフラビオ・コボッリ(イタリア/同31位)を6-3、6-4、6-3で下し、順調な勝ち上がりを見せている。

今季、ボルジェスと2度の対戦で負けなしのメドベデフは、試合開始からロングラリーに持ち込んで自らのペースに引き寄せる。リターンではベースラインから大きく下がり、ボルジェスにフリーポイントを与えない。第1セットを6-0で奪うと、第2セットもボルジェスはネットプレーやアンダーサーブを使うが、メドベデフは動じずに6-1でセットを連取した。

第3セットでは、苦労しながらもサービスキープしたボルジェスに、第3ゲームで初めてブレークを許したメドベデフ。それでも直後の第4ゲームですぐさま取り返して流れを渡さず。第8ゲームでリードを奪って、6-3とボルジェスを圧倒し、2年連続5度目の8強入りを果たした。

準々決勝では、第1シードのヤニック・シナー(イタリア/同1位)と第14シードのトミー・ポール(アメリカ/同14位)の勝者と対戦する。