アンデウソン・シウバの息子、タイトル挑戦もKO負け、強烈パンチで3度のダウン!=ボクシング

AI要約

UFCレジェンド、アンデウソン・シウバの息子ガブリエルがMFBライトヘビー級タイトルマッチでアンソニー・テイラーにKO負け

ガブリエルは将来の格闘技界の期待される若手で、プロボクシングに転向したばかり

テイラーは元MMAファイターで、ボクシングに専念しMFBライトヘビー級新王者として活躍

アンデウソン・シウバの息子、タイトル挑戦もKO負け、強烈パンチで3度のダウン!=ボクシング

 8月31日(日本時間9月1日)にアイルランド・ダブリングで開催されたボクシングイベント『『Misfits Boxing&DAZN Xseries 17』のMFBライトヘビー級タイトルマッチにて、UFCレジェンド、アンデウソン・シウバの息子ガブリエル(27=米国)が、王者のアンソニー・テイラー(35=米国)に挑戦したが、3RにKO負けした。ガブリエルはテイラーの強烈なパンチをもらい、3度のダウンを奪われた。

 ガブリエルは元UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバの長男で父親の血を引き、ボクシングやキックボクシングに参戦。将来の格闘技界の活躍が期待されている。昨年からプロボクシングに転向し3戦全勝中。4戦目にしていきなりの団体タイトル戦だ。

 対するテイラーはベラトールでも活躍した元MMAファイター。MMA7勝5敗の戦績を持ち、ここ3年はボクシングに専念し、昨年10月にMFBライトヘビー級の新王者に。今年8月の初防衛戦では挑戦者のサムエル・エリクソンにKO勝利を飾った。

 大会前の記者会見で両者は最初から互いを罵り合うなどヒートアップ。フェイスオフでガブリエルがテイラーを平手打ちするなど遺恨が深まっていた。

 試合は開始すぐから、長身のガブリエルに対しテイラーが強い圧力で前進。右オーバーハンドを当てるなど攻勢で、カウンター狙いのガブリエルはテイラーの勢いに劣勢。

 すると3R、テイラーのラッシュに何もできないガブリエルにスタンディングダウンの宣告。カウント8で試合は再開されたが、今度はテイラーの右ストレートが火を吹き、ガブリエルが豪快ダウン。ガブリエルはなんとか立ち上がったが、フラフラの状態。再びテイラーがラッシュをかけると、棒立ちのガブリエルを見て、レフェリーが試合を止めた。