【ROAD FC】キャプテン☆アフリカが韓国パク・シウォンにTKO負け、原口央がキルギスのドゥシェフに一本負け、RIZIN帰りのヤン・ジヨンが秒殺勝利

AI要約

2024年8月31日に韓国で開催された『ROAD FC 69』の結果を紹介。

日本勢のキャプテン☆アフリカと原口央の試合結果を詳細に記載。

キャプテン☆アフリカはTKO負け、パク・シウォンに敗れる。

一方、原口央はリアネイキドチョークによる一本負けを喫した。

他の試合結果も紹介し、各選手の経歴や特徴なども記載。

試合展開や結果の概要がわかりやすく要約されている。

【ROAD FC】キャプテン☆アフリカが韓国パク・シウォンにTKO負け、原口央がキルギスのドゥシェフに一本負け、RIZIN帰りのヤン・ジヨンが秒殺勝利

 2024年8月31日(土)韓国のウォンジュ総合体育館にて『ROAD FC 69』が開催された。

 日本からは、修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)が、グローバル70kgトーナメント準々決勝に出場し、パク・シウォン(韓国)と対戦。また、元GLADIATORフェザー級王者で2023年のグローバル63kgトーナメント決勝に進出し、キム・スーチョルと激闘を繰り広げた原口央(BRAVE)が、63kgトーナメント準々決勝で、イリスケルディ・ドゥシェフ(キルギス)と対戦した。

▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇パク・シウォン(韓国)7勝0敗 69.7kg

[1R 4分50秒 TKO] ※パウンド

×キャプテン☆アフリカ(日本)11勝6敗 69.6kg

 キャプテン☆アフリカは、修斗、QUINTETで活躍するグラップラー。韓国ROAD FCでは2勝1敗で「Road FC グローバル70kgトーナメント」では一回戦でパク・ヘジンに判定勝ちすると、準々決勝でムングントスズ・ナンディンエルデンに1R TKO負けも、2024年4月の前戦ではハン・サングォンに2R、逆転の腕十字を極めている。

 2024年7月27日の前戦では、約2年振りに修斗参戦し、大尊伸光を1R スカーフホールドアームバーに極めて、修斗世界ライト級王座についた。39歳。前日計量は69.6kgでパスしている。

 対するパク・シウォンは、187cmの長身を誇る6戦無敗の22歳。モデファイドルールのARCでも3戦全勝の負け知らずで、キム・ドンヒョン率いるチームスタンガン所属。6戦中4つのKO・TKOをマークするサウスポーファイターで、長い右前手のリードジャブ、左ストレート、左ハイで圧力をかけて自ら組んでのテイクダウンからのパウンドも大きな武器としている。

 2024年4月に1年5カ月振りに復帰。GRACHAN暫定ライト級王者の林“RICE”陽太をカウンターの左ストレートで初回KOに下している。前日計量は69.7kgでパス。

 1R、ともにサウスポー構え。キャプテンは左ローを蹴って、右前足にシングルレッグに。スプロールするパク・シウォンは、片足を持ちながら座るキャプテンに右小手、左のパウンド連打。

 キャプテンは両腕でオーバーフックに変えてハーフで引き込み。腕を抜くパク・シウォンは上からキャプテンを剥がしパウンド。ハーフで座ってキャプテンを殴る。

 下のキャプテンは、ハーフで4の字ロックを解かず。パク・シウォンは上体を立てて上から長いリーチの左手でパウンド、左ヒジで顔を剥がして右のパウンドも。パク・シウォンの左のパウンドにガードを固めたキャプテンに左の強いパウンド!

 キャプテンの動きが一瞬止まったところで、パク・シウォンは左を連打し、最後は両手のドンキーコング鉄槌を混ぜての左パウンド連打で、レフェリーが間に入った。

◆原口央がキルギスのドゥシェフに初回一本負け

▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇イリスケルディ・ドゥシェフ(キルギス)11勝0敗 62.9kg

[1R 1分27秒 リアネイキドチョーク]

×原口 央(日本)9勝7敗 62.8kg

 BRAVEの原口央は、2023年6月の「ROAD FC 63kgトーナメント」1回戦でムン・ジェフンに判定勝ち後、8月26日の準決勝でラジャブアリ・シェイドゥラエフ(※その後RIZINと契約し、武田光司に1R 一本勝ち)と対戦予定もシェイドゥラエフが体重超過で不戦勝に。

 10月の決勝でキム・スーチョルと大激闘の末、2R TKO負けした。2024年5月にはDEEPで石司晃一と対戦し、組み続けるもダメージを与えられずスプリット判定で惜敗している。29歳。前日計量は62.8kgでパス。

 対するキルギスのドゥシェフは、MMA10勝0敗(3KO・TKO、7SUB)の22歳のフィニッシャー。ONE Championshipで2戦2勝で、ウズベキスタンのマゴメド・マゴメドフを3R、パウンドでTKO。

 2024年3月の前戦『ONE Friday Fights 54』では7戦無敗だったパキスタンのイスマイル・カーンをリアネイキドチョークで極めている。前日計量は62.9kgでパス。オーソからの打撃も組みも強度が高く、組んで投げて積極的にバックも奪いに行くドゥシェフを、原口はいかに攻略するか。

 1R、ともにオーソドックス構えから。原口はスイッチしながら右ミドルも、その打ち終わりに左ローからダブルレッグで組んだドゥシェフがファーストタッチでテイクダウン。すぐにマウントを奪い、背中を見せて立とうとする原口のバックに。

 ドゥシェフは4の字ロックからリアネイキドチョークで絞めると、後ろ手を剥がそうとした原口だが失神。レフェリーが分けた。

◆ヤン・ジヨンが左ハイからラッシュで秒殺勝利、ロシアのソロヴィエフがパク・ヘジンをTKO

▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)13勝6敗 70.0kg

[1R 4分30秒 TKO]

×パク・ヘジン(韓国)11勝5敗 70.0kg

▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇ヤン・ジヨン(韓国)9勝2敗 62.8kg

[1R 0分35秒 TKO]

×アレクセイ・インデンコ(ロシア)10勝6敗 62.9kg

▼ROAD FC グローバル70kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇カミル・マゴメドフ(バーレーン)17勝4敗 70.0kg

[1R 1分17秒 リアネイキドチョーク]

×ハン・サングォン(韓国)2勝5敗 70.0kg

▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント準々決勝 5分3R

〇キム・ヒョンウ(韓国)3勝1敗 62.9kg

[1R 3分15秒 三角絞め]

×ルーカス・ペレイラ(ブラジル)10勝3敗 62.8kg

▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント補欠戦 5分3R

〇エルディヤル・アリムセイトフ(ロシア)4勝1敗1分 63.0kg

[1R 4分35秒 リアネイキドチョーク]

×ウィ・ジュンオン(韓国)2勝3敗 62.5kg