「レブロン?時代なんて関係ないだろ」名物コメンテーターがKGの「現役の誰も20年前じゃプレーできない」発言に反論<DUNKSHOOT>

AI要約

アンソニー・エドワーズの発言による波紋が、今なお広がり続けている。

エドワーズの発言に対するマジック・ジョンソンやケビン・ガーネット、スティーブン・A・スミス氏の反応が続々とあり、議論が深まっている。

レブロン・ジェームズやステフィン・カリーなど現役スーパースターの能力を引き合いに出して、時代を超えた選手の存在についての議論が続いている。

「レブロン?時代なんて関係ないだろ」名物コメンテーターがKGの「現役の誰も20年前じゃプレーできない」発言に反論<DUNKSHOOT>

 アンソニー・エドワーズの発言による波紋が、今なお広がり続けているようだ。

 ミネソタ・ティンバーウルブズの若き主砲エドワーズは、昨季平均25.9点を叩き出してオールスター&オールNBA2ndチーム入りするとともに、MVP投票では7位にランクイン。チームを56勝26敗(勝率68.3%)の好成績&ウエスタン・カンファレンス決勝に導く原動力となった。さらに、今夏にはアメリカ代表の一員として金メダル獲得に貢献するなど、キャリアの絶頂期を迎えつつある。

 そんな彼が、8月19日(日本時間20日、日付は以下同)に米メディア『The Wall Street Journal』へ公開されたインタビューで放った「(昔のNBAは)誰でもスキルが備わっていたとは思っていない。本物のスキルが備わっていたのはたった1人(マイケル・ジョーダン)だけ。でも今じゃ誰にでもスキルが備わっている」という発言は、当然ながら大きな話題に。

 マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が「優勝したことがない奴の声には応じない」と一刀両断すれば、ウルブズOBのケビン・ガーネットも「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」「俺は君の味方だ。だが、君の言っていることは意味不明だ」とバッサリ。レジェンドたちが次々と苦言を呈することとなった。

 

 するとこのガーネットの「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」という発言に、アメリカの名物コメンテーターとして知られるスティーブン・A・スミス氏が反論。同氏はエドワーズの発言に対し「彼は当時を知らないだけ」と否定的だったものの、ガーネットのコメントについては、自身のYouTubeチャンネルでレブロン・ジェームズ(レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を引き合いに出し、異議を唱えた。

「6フィート9インチに260ポンド(206cm・118kg/公称は113kg)のレブロンが、昔のフィジカルに対応できなかったとは言えない。選手たちを蹂躙し続けている彼ならね。ステフ・カリーも昔のリーグでプレーできただろう。誰もあのようなシュート力は授かっていないからね。レブロン・ジェームズ?時代なんて関係ないだろうよ」

 確かに現役2トップの両スーパースターなら、どの時代でも活躍できていたかもしれない。いずれにせよ、この議論はもうしばらく続きそうだ。

構成●ダンクシュート編集部