なぜ鈴木唯人のステップアップは実現しなかった?ブレンビーFD「需要と供給が一致しない」

AI要約

ブレンビーIFのFW鈴木唯人の移籍が実現しなかった理由について首脳陣が説明している。

5000万クローネのオファーがあったが、売却価格に不満があり移籍は実現しなかった。

フットボールディレクターは引き続き選手たちにストレスの多い日々を避けることを望んでおり、将来的な売却には前向きな姿勢を示している。

なぜ鈴木唯人のステップアップは実現しなかった?ブレンビーFD「需要と供給が一致しない」

ブレンビーIFのFW鈴木唯人の移籍が実現しなかった理由について首脳陣が説明している。『Tipsbladet』が伝えた。

昨季は公式戦32試合で11ゴール・10アシストと大活躍を見せた鈴木。今夏の移籍市場では5000万クローネ(10.8億円)のオファーがドイツから届いたことも伝えられたが、最終的に移籍は実現しなかった。

ブレンビーのフットボールディレクターであるカルステン・イェンセン氏は、鈴木とマティアス・クヴィストゴーデンとニコライ・ヴァリスの3人へのオファーがあったことを明かしつつ、移籍が決まらなかったことをこう説明した。

「具体的な興味もあった。しかし、私たちが納得のいく売却ができる価格に着地しなかった。だから、この3人はまだ私たちの手元にいるのだ。私たちにとっても、選手たちにとっても、ストレスの多い日々だったと思う。自分がどこにいるのかわからず、野心もあるかもしれないが、需要と供給が価格面で一致しない。そうなると、グループ内に緊張が走る。私は今、私たちが穏やかな時期に向かっていることを望んでいる」

また、一部の欧州リーグではまだ移籍市場が残されているが、同氏は「私たちにとって興味深いものが、他のどこからも出てくるとは想像できない」と3人の残留を予想している。

一方で「私たちは売るクラブだし、これまでもそうしてきた」と話し、将来的な売却に前向きな姿勢を示した。