最高額はブライトンの295億円!チェルシーの純支出は?プレミア移籍市場を英メディアが総括

AI要約

プレミアリーグの移籍市場が閉幕し、多くの大物選手が移籍した。

総支出は19億6000万ポンドを超え、昇格組クラブも歴史的な高額支出を記録した。

マンチェスター・シティは純支出が少なく、チェルシーは巨額の補強と放出を行った。

最高額はブライトンの295億円!チェルシーの純支出は?プレミア移籍市場を英メディアが総括

現地時間30日に閉幕したプレミアリーグの移籍市場について、イギリス『BBC』がまとめている。

今夏も大きな注目を集めたプレミアリーグの移籍市場。「欧州主要リーグとの調和を図るため」昨夏よりも期限が前倒しとなり、現地時間8月30日23時に閉幕を迎えた。デッドラインデーには、FWラヒーム・スターリング(チェルシー→アーセナル)やGKアーロン・ラムズデール(アーセナル→サウサンプトン)、MFマヌエル・ウガルテ(PSG→マンチェスター・ユナイテッド)など、数々のビッグネームの移籍が成立している。

そして閉幕を迎えた今夏のプレミアリーグ移籍市場について、『BBC』が分析。全20クラブが選手獲得に費やした総支出は19億6000万ポンド(約3760億円)を超え、これは欧州主要リーグで2番目に支出の多かったセリエAの2倍以上となったようだ。

また、リーグ内で最も高額な純支出(獲得に費やした移籍金-放出で得た移籍金)を記録したのはブライトンで、1億5360万ポンド(約295億円)はクラブ史上最高額に。昇格組のイプスウィッチが1億760万ポンド(約206億円)で2位に続き、こちらもクラブ史上最高額となっている。昇格組3クラブを合わせると、支出額は3億ポンド(約576億円)を超えたと伝えられている。

なお『BBC』は、今季の優勝候補3クラブの状況も分析。マンチェスター・シティはプレミアリーグで最も純支出が少なく、フリアン・アルバレスらの売却で1億1580万ポンド(約222億円)の利益を挙げた模様。アーセナルも9390万ポンド(約180億円)を費やしたが、売却で7680万ポンド(約147億円)を獲得したようだ。リヴァプールも1440万ポンド(約28億円)を獲得している。

一方で、近年大型補強を続けるチェルシーにとってはまたも忙しい夏に。新たに選手を10人獲得し、12名の放出を完了させている。補強に2億300万ポンド以上(約389億円 ※来夏加入するGKマイク・ペンダースとFWエステバン・ウィリアンの獲得に費やした4800万ポンドは除く)を投じた一方で、複数選手の放出により、純支出は4650万ポンド(約89億円)とプレミアリーグで8位の記録となった。それでも2022年5月のオーナー変更以来、総支出額は13億ポンド(約2494億円)以上に上るようだ。