車いすテニスの金メダル候補で世界ランキング2位の小田凱人、報道の少なさに失望感…パリパラ

AI要約

パリ・パラリンピックで車いすテニス選手の小田凱人が自身の初戦に失望感を示す

小田はテレビ放映されない自身の試合にがっかりしたが、プレーで報道を引き寄せたいと意気込む

小田はジュニア世界ランク1位の英国選手との試合に挑み、2勝目を目指す

車いすテニスの金メダル候補で世界ランキング2位の小田凱人、報道の少なさに失望感…パリパラ

 8月28日に開幕したパリ・パラリンピックで、車いすテニス男子の金メダル候補、世界ランキング2位の小田凱人(東海理化)が8月31日に自身のSNSを更新。自身の初戦であるシングルス2回戦が、テレビ放映されないことなど、報道の少なさに失望感をあらわにした。

 小田は、「明日試合はあるけどテレビ放送はないらしいです」と書き始め、続けて「多分試合は日本時間日曜日のゴールデンタイム」と、自身のプレーを、日本中に見せることができる最高の時間帯だとアピールした。しかし、放送がないことに「なんのために(これまで)メディアに出て、演出してきたか分かんなくなりそうだけど、これが現実」と、失望感をにじませた。

 小田は、「ただプレーするだけじゃおもしろくない。大道芸人のように、魅せるテニスがしたい」と、試合中に1回転してスマッシュしたり、のガッツポーズやファッションにもこだわり、車いすテニス界を盛り上げてきた。それだけに、あまりの報道の少なさにがっかりしたようだ。

 しかし、最後は「とりあえず試合で魅せます」と、プレーで報道を引き寄せたいと意気込んでいる。小田は第2シードで、1回戦はなし。2回戦からの登場で、日本時間今日1日に試合が予定されている。対戦相手は、2021年にジュニア世界ランク1位となった世界ランク27位の英国選手だ。対戦成績は小田から2勝0敗。