“天才”河野玄斗がボクシングデビュー!ダウン奪い快勝、12月にはプロライセンスも

AI要約

8月30日(金)東京・八芳園にて経営者たちの格闘技イベント『EXECTIVE FIGHT 武士道』のボクシングマッチとして河野玄斗が初めての試合に挑み、ダウンを奪う快勝。

河野は学業や資格取得の実績を持ち、ボクシングも始めてセンスの良さを発揮しアマデビュー戦に臨んだ。

試合は激しい展開となり、勝利を収めた河野は12月にはプロボクシングライセンス取得を目指す意気込みを語った。

“天才”河野玄斗がボクシングデビュー!ダウン奪い快勝、12月にはプロライセンスも

 8月30日(金)東京・八芳園にて経営者たちの格闘技イベント『EXECTIVE FIGHT 武士道』のボクシングマッチとして河野玄斗が初めての試合に挑みダウンを奪う快勝。格闘技でもセンスの良さをうかがわせた。12月にはプロボクシングライセンス取得予定だと話している。

 河野は14年に東京大学理科三類に現役合格。在学中には株式会社Stardyを設立。その他にも司法試験、医師国家試験に合格し、20年に東京大学を卒業。

 22年には公認会計士試験にも挑戦し、合格。日本3大難関国家資格といわれる資格をすべて取得した。そして、文武両道を目指し今年2月からボクシングも始め、今回がアマデビュー戦だ。

 試合は、1R序盤からジャブを放つも、対戦相手ジョセフの剛腕でパワフルな連打。河野は距離を取りつつもフック、ボディストレートとヒットを奪う。そしてジョセフの力強い右に合わせたカウンターの右ストレート。ジョセフは大きく跳ね上がりダウン。レフリーは抱えすかさずダウン宣告。再開後も河野は連打に行くが、まもなくゴングが鳴る。

 2R、回復したジョセフが攻めるが河野も距離を取り、反撃する。ラスト30秒ジョセフの連打が河野を捕まえピンチに。しかしガードをしながら反撃。結果は判定3-0で河野が勝利。大会MVPも獲得した。

 試合後インタビューで河野は「今年の2月から小比類巻道場に通い始めました。ダウンを奪ったカウンターの右ストレートはしっかり狙うことができ、相手の顎にヒットしてダウンを奪えました。今回は初めての試合でしたが、練習ではできていたことが試合では出ない部分があったことは反省点。自分がパンチを打った時、ガードが下がっていたことや、効かせていたのに倒しきれなかったこと。2R後半に攻め込まれたことも。本当にスパーリングと違うと実感しました」とMVP獲得も課題が多いという。試合後もスマホの動画で自身の動きを確認していた。

 今後については「12月はプロのC級ライセンスに挑む予定ですが、挑むならもっとギアを上げないと。ウエルター級になると思いますが、強い選手も多いと思います。12月に間に合えば」と意気込んだ。

 ボクシング初挑戦ながら会場を沸かせる試合をした河野。12月のプロライセンス取得に向けても期待が集まっている。