【中日】守護神マルティネスをＳＫＥ４８・熊崎晴香が直撃「毎年ドラゴンズでプレーオフに出たい」

　ドラゴンズ応援大使を務めるSKE48の熊崎晴香（27）が中日のライデル・マルティネス投手（27）を直撃。来日8年目を迎えるマルティネスは1勝3敗35セーブ、防御率1・10と最多セーブのタイトルに向けて無双投球を続けている。来季の去就が注目される絶対的守護神にドラゴンズへの思いを聞いた。

　熊崎　今季の投球についてはどう思われていますか

　マルティネス　まず最初に神様に感謝したいですね。去年はシーズン最後にケガをしてうまく終われなかったけど、今年はキャンプから順調なので神様に感謝したいです。

　熊崎　抑えというポジションは相当なプレッシャーがあると思いますが、メンタルはどうやって鍛えているんですか。

　マルティネス　仕事の責任感というか最後を締めないといけないという強い気持ちを持ってマウンドに上がります。プレッシャーも感じますし、調子が良くないときもある。でもそれに引きずられることなく力を出し切ることが大事だと思っています。

　――2度目の最多セーブ投手賞のタイトルについてはいかがですか

　マルティネス　マウンドに上がった時は自分の仕事をすることだけを考えています。タイトルはその後についてくるものだと思ってます。

　熊崎　ライデルさんは日本一、いや世界一のストッパーだと思います。だからこそドラゴンズのストッパーとしてクライマックスシリーズや日本シリーズで投げている姿を見たいです。

　マルティネス　自分では日本一とか世界一ではないと思います（笑い）。プレーオフに関しては自分も本当にCSや日本シリーズに行きたいと心から思っています。毎年そうなんですけど、ドラゴンズでプレーオフに出たいと思っています。

　熊崎　ドラゴンズで目指したいと言ってくれてすごくうれしいです。

　マルティネス　いつもそう思っています。

　熊崎　これまでいろいろな投手の方にお話をきかせていただいたんですが、中日投手陣のみなさんは本当に仲が良いですね。

　マルティネス　チームメイトのことを本当の家族のように思っていますし、いい仲間です。

　熊崎　どの選手とよくお話しされますか。

　マルティネス　全員と話します。みんなにいろいろアドバイスすることもありますし、（他の選手から）何か言ってもらうこともあります。

　熊崎　松山投手はライデルさんとロッカーが近いのでよくお話をされると言ってました。

　マルティネス　いつもロッカールームで話してますね。フェリスも一緒にいていろいろ話をしてます。

　熊崎　ライデル投手は料理がお上手だと聞いたことがあるんですけど料理はよくされるんですか

　マルティネス　休みの時には料理をしたりしますし、きれい好きなので部屋を片づけたりするのも好きです。家族が（日本に）来ていないときは、肉にたれをつけたような料理を作ります。自分ではおいしいと思って作っています。

　熊崎　他の選手に振る舞ったりしますか

　マルティネス　フェリスや（昨年所属していた）レビーラには自分の家に来て食べてもらったことがありますね。二軍の遠征に行っていて帰りが遅くなった時に〝うちに来いよ〟と言って食べてもらったりします。

　熊崎　名古屋で好きな食べ物とかはありますか。

　マルティネス　ステーキや焼肉を食べに行きますね。石焼ビビンバも好きです。

　熊崎　味噌とか食べますか。味噌カツとかは。

　マルティネス　あまり挑戦したことはないです。（キューバで肉料理は）塩で味付けするものが主で、料理するときに塩とかちょっとした調味料を加えて肉を焼くという感じです。

　熊崎　今季で中日との契約が終了という形なんですけど来季の契約についてはどう考えられていますか。

　マルティネス　とにかく健康でケガしなくて今シーズンしっかり終わるということに集中しています。契約については僕というよりも他のところのことだと思いますので今年で契約が切れますけど自分の決断じゃなくて、条件とかの問題になってくると思います。

　熊崎　条件の中で自分が一番大事にしたいものは何ですか

　マルティネス　今は契約についてまだそんなに考えてません。しっかりと健康で今シーズンを乗り切ることを考えてます。シーズンが終わってからしっかり考えます。

　――私もそうですが、中日ファンは来年もドラゴンズのユニホームを着てほしいと願っています。

　マルティネス　そうですね。ファンの人たちがドラゴンズに残ってほしいという気持ちは十分にわかってます。ただ自分だけのことじゃないし、いろんなことの絡みがあるので今の段階ではそこまで考えていないというかわからないです。