昨季NBA優勝とパリ五輪金メダルを手にしたホリデー「どっちが上なのか分からない」

AI要約

ボストン・セルティックスのホリデー選手がファストカジュアルチェーンのイベントに出席し、NBAチャンピオンとなったセルティックスとパリ五輪の金メダル獲得を比較。

選手自身は両者の勝利を評価し、どちらが上なのかは分からないと述べる。

今シーズンもセルティックスの一員として2連覇を目指し、攻守でチームに貢献する意向を示す。

昨季NBA優勝とパリ五輪金メダルを手にしたホリデー「どっちが上なのか分からない」

 8月29日(現地時間28日)。ボストン・セルティックスのドリュー・ホリデーが、ボストンにニューゴールドレストランをオープンさせた、チキンフィンガーを専門とするアメリカのファストカジュアルチェーン“Raising Cane”のイベントに出席した。

 2020-21シーズンにミルウォーキー・バックスの主力としてNBAチャンピオンへ輝いたホリデーは、2021年夏の東京オリンピックにアメリカ代表として出場して金メダルを獲得。

 昨シーズン(2023-24)も、ホリデーはセルティックスで先発の一角を務めて優勝に大きく貢献し、パリオリンピックで2大会連続の金メダルを勝ち取り、充実した夏を過ごしていた。

 イベントでセルティックスでNBAチャンピオンになったことと、パリ五輪で金メダルを手にしたことを比較してほしいと聞かれた34歳のベテランガードは、こう話していた。

「パリで手に入れたメダルはクールだった。(決勝の)相手はフランスだったからね。もう文字通り、僕ら対世界みたいなものだった。けどここ(ボストン)で勝利したことは素晴らしかった。どっちが上なのかは分からないね」

「(NBAファイナルの)第5戦にボストンで勝てたことで、観客に圧倒されてしまったんだ。もう本当に最高だった。それに(優勝)パレードもクレイジーだったね。だから(比較することなんて)できないよ」

 ホリデーは「NBAプレーオフ2024」の計19試合で平均37.9分13.2得点6.1リバウンド4.4アシスト1.1スティールに3ポイントシュート成功率40.2パーセント(平均1.8本成功)を記録。

 パリ五輪でも6試合のうち5試合プレーして大会平均18.8分7.6得点1.8リバウンド3.6アシストに3ポイント成功率50.0パーセント(平均1.6本成功)を残した。

 王者セルティックスで先発の一角として臨む今シーズン。ホリデーは自身初の2連覇を飾るべく、攻防両面でチームの勝利に不可欠な働きを見せてくれることだろう。