河村勇輝、NBA挑戦へ9月に渡米「簡単ではない。自分との闘い」五輪振り返り「日本が進むべき道は間違ってなかった」

AI要約

バスケットボール男子日本代表の河村勇輝がNBA入りを目指し、キャンプ参加のための契約を結び、新たな挑戦に意欲を見せている。

パリ五輪で銀メダルを獲得した日本代表は、フランスに大金星を逃したものの、成長と進化を感じさせるプレーを見せ、次のロサンゼルス五輪に期待を寄せる。

富樫勇樹とのバスケと音楽を融合させたイベントに参加し、スリーポイント対決で勝利をおさめた河村勇輝が、日本のバスケ界に貢献を期待している。

河村勇輝、NBA挑戦へ9月に渡米「簡単ではない。自分との闘い」五輪振り返り「日本が進むべき道は間違ってなかった」

 バスケットボール男子日本代表で、NBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約を結んだ河村勇輝が28日、横浜市内で取材に応じた。

 夢のNBA入りを目指し9月に渡米する。いよいよ新たな挑戦が近づき「まずはNBA選手になるっていう大きな目標がある。簡単ではない。少しずつステップアップしながら、自分自身との闘いにはなってくる。一日一日、自分と向き合って成長し続けることが大切。『昨日の自分より今日の自分』と常に積み重ねながら、真摯に向き合っていければ」と意気込んだ。

 また初出場したパリ五輪では、銀メダルを獲得したフランスにあと一歩で大金星まで迫る好ゲームを繰り広げるなど爪痕は残したが、結果的には3連敗を喫した。改めて振り返り「悔しい結果になってしまったが、日本が進むべき道は間違ってなかったと思える大会になった。この積み重ねが次のロサンゼルス五輪で結果として現れると思う。僕自身は渡米して、いろんな経験をしながら、日本のバスケ界にいいものを還元できればいいなと思う」と語った。

 この日は、同じくバスケットボール男子日本代表で、五輪2大会出場の富樫勇樹(千葉J)が企画したバスケと音楽を融合させたイベント「UNAVERAGE FES.」に参加。3対3に参加し、富樫とのスリーポイント対決では勝利を収めた。