メンバー発表間近! 今こそ日本代表に呼ぶべき選手(9)29歳で完全に覚醒!? J1でノリに乗る遅咲きストライカー

AI要約

ジャーメイン良は、Jリーグで驚異的な得点力を見せるFWであり、日本代表入りに値する選手として注目されている。

異例の成績を残し続ける29歳のジャーメインは、左利きの希少なFWとしても注目を集めており、森保ジャパンにとって貴重な存在となっている。

キャリアのピークに近づく中、ジャーメインは30代の先輩選手たちのように日本代表で活躍する可能性があり、その可能性に期待がかかっている。

メンバー発表間近! 今こそ日本代表に呼ぶべき選手(9)29歳で完全に覚醒!? J1でノリに乗る遅咲きストライカー

 ワールドカップ・アジア最終予選、中国代表戦(9月5日)とバーレーン代表戦(同10日)に臨む日本代表メンバーが今月29日に発表される。招集メンバーは森保ジャパンの常連組が中心になるだろうが、“非常連組”でも確かな実力を持つ選手たちも多く存在する。今回は、今こそ日本代表に呼ぶべき選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照

FW:ジャーメイン良(ジャーメイン・りょう)

生年月日:1995年4月19日

所属クラブ:ジュビロ磐田

2024リーグ戦成績:22試合15得点0アシスト

 今月29日のメンバー発表会見でジャーメイン良の名前が呼ばれたとしても、異論を唱えるファンはそれほど多くないだろう。そう思えるほど、29歳の点取り屋はJリーグで眩いばかりの輝きを放っている。

 2024シーズンのジャーメインは、まさにアンストッパブル状態だ。プロキャリアを通じてシーズンの最多得点は2023年に記録した9得点だったが、今季はすでに15得点をマーク。今年5月に左前額骨陥没骨折でおよそ1カ月ほど戦列を離れながら、この成績は立派だ。

 キャリアハイを更新し続けていることが追い風となり、“遅咲き”の点取り屋はいまだかつてなく日本代表入りに近付いていると言える。所属するジュビロ磐田でエースの座を任されたことでゴールハンターとしての嗅覚が研ぎ澄まされており、森保一監督にとって計算しやすい人材となっているはず。森保ジャパンにいなかった左利きのFWという点でも、ジャーメインには希少性がある。

 29歳という年齢は決して若くないが、30歳前後でキャリアのピークを迎えた中山雅史氏や大久保嘉人氏、といった先例もある。30代突入が近付くなか、ジャーメインも積み上げた経験をフルに生かし、偉大な先輩たちのように日本代表の歴史に足跡を残すことができるか。29日のメンバー発表会見では、その答えの一端を垣間見ることができるかもしれない。