【まるがめボート SGボートレースメモリアル】秋山敏夫の“イイ値”は山口剛 予選突破に望みつないだ

AI要約

山口剛が意欲的にレースに臨む

山口剛の過去の実績と抱負

秋山敏夫記者の買い目

【まるがめボート SGボートレースメモリアル】秋山敏夫の“イイ値”は山口剛 予選突破に望みつないだ

 ボートレースまるがめのSG「第70回ボートレースメモリアル」は3日目を迎える。秋山敏夫記者の「イイ値!このレーサー」は山口剛だ。

 広島支部の選手が3号艇なら要注意――。赤ヘルカラーの山口が2日目4R、3コースから捲り差し→2M差し返しでシリーズ初勝利をマークした。初日は3、6着と出遅れたが、この1着で予選突破への望みをつないだ。

 「初日の後半、出足が全く合っていなくて、その反省を生かしてペラを叩いたら最低限の出足はあった。自分にとって出足は生命線。そこはしっかり合わせておきたいですね」

 直前の宮島スポニチ杯では優勝ペースで突き進みながら、準優前の一般戦でまさかのフライング。今節はスタートが慎重になってもおかしくはないが、まるがめなら大丈夫?初めてのG1優勝が08年1月にまるがめで開催されたG1第22回新鋭王座決定戦。F2の身でコンマ03のスタートを決めて優勝したレースは今でも忘れられない。

 2月のG1中国地区選手権(宮島)を優勝した時、地元ファンの前できっぱりと言った。「グランプリのタイトルを宮島に持って帰る。それが今年になるか、あと2、3年かかるか分からないけど、その強い気持ちを持ってレースに挑んでいます」。賞金ランクは現時点で8位。挑戦権はほぼ得ている。「真剣勝負。命がけで走ります」。その前にまずはメモリアルで結果を出す。

 【秋山の買い目】前半の3Rは<6><1><2>、<6><1><4>のツーBOXで高目期待。後半11Rは鋭い差しを繰り出す。アタマ重視の<2>=<1><3>、<2>=<1><4>で勝負。

 ◇秋山 敏夫(あきやま・としお)宮島には月イチペースで出張取材。カープの強さを肌で感じるが、虎党の田村隆信とともにトラのVを信じている。