大谷翔平、「#MAXSTRONG」Tシャツを着続ける理由…にじむフリーマン家族への思い「翔平は僕の家族にすごく優しくしてくれる」

AI要約

大谷翔平がマックス君を支援するTシャツを着用し続けている。

大谷はフリーマンと息子たちとの親交が深い。

大谷の行動は彼の強い思いを示すメッセージか。

大谷翔平、「#MAXSTRONG」Tシャツを着続ける理由…にじむフリーマン家族への思い「翔平は僕の家族にすごく優しくしてくれる」

 ドジャースの大谷翔平がキャッチボールでグラウンドに出る際、主砲フレディ・フリーマンの三男マックス君を応援する「#MAXSTRONG」Tシャツを着ている。マックス君は神経障害の一種で難病の「ギラン・バレー症候群」を発症。一時は人工呼吸器をつけるなど重篤状態となったが、治療や薬の効果があって容体が改善して自宅に戻った。緊急離脱していたフリーマンが復帰した今月5日、Tシャツが選手に配られた。

 大谷はその日から、必ず投球練習の時はこのTシャツを着用。背番号17の強い意志を感じる。大谷はもともと、選手に配られるTシャツなどは着用せず、球団指定のものしか着なかった。だが、マックス君支援のTシャツは着続けている。フリーマンの長男チャーリー君は大谷の大ファン。今年のオールスターでも、大谷はフリーマンの子供たちと仲睦まじく、触れ合うシーンがみられた。

 フリーマンは春のキャンプで、大谷についてこう語った。「2年前のオールスターで初めてうちの息子のチャーリーを紹介したんだ。その後、昨年、山本の面談で会った時に、大谷から『チャーリーはどこ』って。このキャンプで会った時もそう言ってくれて。ずっと息子の名前を覚えていて、彼は偉大な野球選手であるだけでなく、フィールドの外でも素晴らしい人間なんだ」。

 そして、今年のオールスターの時も、「翔平は僕や僕の家族にすごく優しくしてくれる。毎日見ることができる、特別な人間だ」と語った。大谷もまた、フリーマンの家族に対して強い思いがあるのだろう。「#MAXSTRONG」Tシャツを着続けるのは大谷なりのメッセージか。