中嶋 KO初防衛で安どの表情!次戦VS辰吉寿以輝と防衛戦宣言

AI要約

東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチで中嶋一輝が和気慎吾を2回KOし、初防衛に成功。

試合後、寿以輝との次の防衛戦を宣言。寿以輝も喜びを表明。

敗れた和気は現役引退を示唆。悔しさと感謝のコメントを残す。

中嶋 KO初防衛で安どの表情!次戦VS辰吉寿以輝と防衛戦宣言

 ◇東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦 ○王者 中嶋一輝《2回KO》同級7位 和気慎吾●(2024年8月27日 東京・後楽園ホール)

 王者・中嶋が世界挑戦経験のある和気を2回KOで圧倒し初防衛に成功した。2回に強烈な左ストレートでダウンを奪い、相手に10カウントを聞かせ「初めて防衛できたのでよかった」と安堵(あんど)した。

 試合後は元世界王者・辰吉丈一郎の次男で、東洋太平洋スーパーバンタム級9位の辰吉寿以輝(大阪帝拳)をリングに招き入れ、年末に防衛戦を行うことを宣言。

 18戦目で初のタイトル挑戦となる寿以輝は「こういった機会をもらえてうれしい。今はまだ出しゃばらないようにしたい」と話した。

 《和気、悔いなしで現役引退示唆》和気はタイトル挑戦に完敗した。試合後は「今すぐには考えられないが、すっきりしている」と現役引退を示唆した。16年には世界挑戦も経験した37歳は、世界再挑戦を見据えていたが「負けた自分の口から世界とは発せない」と悔しさをにじませながら「今回の試合に向けてやり切れたので悔いはない。19年間ありがとうございました」とすがすがしい表情で四方に頭を下げた。