軽量で甲高幅広なシューズがこんなにラクとは… ミズノ「ネクスライト エナジー ボア」の履き心地が想像以上だった

AI要約

ミズノから8月に発売された新ゴルフシューズ「ネクスライト エナジー ボア」は軽量でありながらも履き心地に優れ、甲高幅広な設計が快適さをもたらす。

ソフトなアッパー素材と高反発素材のミッドソールが疲れにくさとクッション性を提供し、歩行時も快適さを感じることができる。

価格も手頃であり、窮屈さを感じることなくプレーできるゴルフシューズとしてゴルファーにおすすめの一足である。

軽量で甲高幅広なシューズがこんなにラクとは… ミズノ「ネクスライト エナジー ボア」の履き心地が想像以上だった

 ミズノから8月に発売された新ゴルフシューズ「ネクスライト エナジー ボア」。「ネクスライト」シリーズは軽さを強みとして進化してきたシリーズですが、今作も片足約270グラム(25センチ)とかなり軽量になっています。「ネクスライト エナジー ボア」を履いてみると、普段はツアーモデルのソフトスパイクを愛用していることもあり「ゴルフシューズじゃないみたいな軽さだな」と感じました。

 また、このシューズは売りは軽さだけではなく「ソフトなアッパー素材と甲高幅広なゆったり設計」にあり、これが本当に気持ちいい履き心地を実現していました。甲高幅広(4E)に設計されていて、アッパー素材にはソフトで丈夫だという「クラリーノ」を採用、軽さと相まって経験したことのない履き心地でした。

 シューズを履くときも「すっぽり」足が収まる感じがあり、ボアを締めていっても「きつくなる」のではなく「包まれる感じ」なのが印象的でした。プレーを続けていって足が多少むくんできても、ソフトなアッパー素材のおかげで嫌な締めつけ感はほとんどありませんでした。

 さらに、プレー中の履き心地に大きな影響があるミッドソールにはミズノ独自の高反発素材「ミズノエナジー」を搭載。ゴルフに限らず、さまざまなスポーツシューズでも採用されている高反発のソール素材だそうで、従来のソール素材「ユーフォーイック(U4ic)」と材料素材のみで比較すると柔らかさが約17%アップ。反発性も約15%アップているそうです。

 この「ミズノエナジー」のおかげなのか、歩いているときも心地いいクッション性を感じることができ、確実に普段より疲れにくく感じられました。ゴルフシューズというよりウオーキングシューズに近い軽さと履き心地です。

 スパイクレスになっているアウトソールのグリップも十分で、スイング中も頼りなさを感じるシーンはほとんどありませんでした。

 価格も公式オンラインショップで1万7600円(税込み)と、最近のゴルフシューズの中では比較的買いやすい設定になっています。常に足元の「窮屈さ」を感じながらプレーしているゴルファーには、ぜひ試して欲しい「軽くてフィット感のある」ゴルフシューズでした。