横浜FMが4発快勝で2連勝! A・ロペスが2得点、加藤蓮はJ1初弾…C大阪は3連敗で7戦未勝利

AI要約

横浜F・マリノスとセレッソ大阪の試合を要約すると、横浜FMが4-0で完封勝利した。

アウェー遠征から帰ってきた横浜FMはアンデルソン・ロペスの2得点など活躍し、2連勝を達成。

一方のセレッソ大阪は3連敗で7試合未勝利と苦しい状況。

横浜FMが4発快勝で2連勝! A・ロペスが2得点、加藤蓮はJ1初弾…C大阪は3連敗で7戦未勝利

 2024明治安田J1リーグ第28節が24日に行われ、横浜F・マリノスとセレッソ大阪が対戦した。

 低調なスタートから一気に6位にまで順位を上げた横浜FMと、序盤好調も次第に優勝戦線から遠ざかっていった7位セレッソ大阪。勝ち点「38」で並ぶ両者が、『国立競技場』を舞台に激突した。

 最初に決定機を作ったのはC大阪だった。12分、ヴィトール・ブエノのスルーパスに抜け出したルーカス・フェルナンデスがペナルティエリア右から右足でシュートを放ったものの、シュートは相手GK飯倉大樹の正面だった。30分にはV・ブエノの浮き球パスに抜け出した舩木翔が合わせてゴールネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認められない。

 対する横浜FMは37分にアンデルソン・ロペスがC大阪のゴールを脅かしたものの、シュートは相手GKキム・ジンヒョンに阻まれる。ボールを握りながらもゴールが遠い横浜FMは38分にアクシデントが発生。渡辺皓太が相手MF田中駿汰との接触プレーで負傷。渡辺は担架に運ばれてピッチを後にし、代わって山根陸が投入された。

 スコアレスで折り返すと、後半開始早々の49分に試合の均衡が破れる。ペナルティエリア内でA・ロペスが倒されてPKを獲得し、自らキッカーを担当。独特のステップで相手GKのタイミングを外し、冷静に逆を突いてゴール左下へと流し込んだ。A・ロペスは2試合連続ゴールを記録する。

 73分、横浜FMがリードを広げる。ヤン・マテウスがA・ロペスとのワンツーパスで中盤の密集を崩し、左サイドのスペースに抜け出したエウベルへ展開。ペナルティエリア左まで運んだエウベルは右足アウトサイドキックで相手GKと相手DFの間にスルーパスを通し、逆サイドを全力疾走していた加藤蓮が合わせて押し込んだ。投入直後に結果を残した加藤はJ1リーグ初ゴールとなった。

 横浜FMは83分に大きな3点目を獲得する。敵陣でのボール奪回からショートカウンターを展開。左からのクロスは相手にクリアされるが、こぼれ球を拾った喜田拓也がミドルシュートを放つ。ゴール前のA・ロペスが左足でコースを変えて流し込み、A・ロペスは今季得点数を「17」に伸ばして得点ランキングトップに立つC大阪のレオ・セアラと並んだ。

 追い込まれたC大阪は88分にアクシデントが発生。ケガから3カ月半ぶりの復帰戦となった香川真司が、着地の際に突いた左手を痛めてプレー続行を断念。交代枠を使い切っており、残り時間を10人で戦うことになった。

 数的有利を得た横浜FMは、後半アディショナルタイム5分にトドメの4点目を奪う。右サイドから井上健太がグラウンダーで折り返し、ボックス中央の天野純が収める。天野は利き足とは逆の右足を振り抜き、ゴール左下へと流し込んだ。

 試合はこのまま終了し、横浜FMが16年ぶりの国立ホームゲームを完封勝利で飾った。横浜FMは2連勝、C大阪は3連敗で7戦未勝利となった。

 次節は31日に行われ、横浜FMは敵地でジュビロ磐田と、C大阪はホームでガンバ大阪と対戦する。

【スコア】

横浜F・マリノス 4-0 セレッソ大阪

【得点者】

1-0 49分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)

2-0 73分 加藤蓮(横浜FM)

3-0 83分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)

4-0 90+5分 天野純(横浜FM)