横浜・喜田主将、30歳誕生日に決意新た 16年ぶり国立ホーム開催C大阪戦で「マリノスの魅力を」

AI要約

横浜F・マリノスは30歳の誕生日を迎えたMF喜田拓也主将を中心にC大阪戦に臨む。喜田は感謝と意気込みを示し、チームも好調な中で国立競技場でのホームゲームに期待を寄せている。

30歳として初の全体練習を行う喜田は、家族やチームメイトへの感謝と共に、自身の存在を活かす決意を新たにしている。

C大阪戦を迎える横浜は、ハッチンソン監督体制下で好調を維持。喜田は試合を通じてチームの力を示す機会と捉えている。

横浜・喜田主将、30歳誕生日に決意新た 16年ぶり国立ホーム開催C大阪戦で「マリノスの魅力を」

 横浜F・マリノスは24日に東京・国立競技場で明治安田J1リーグ第28節・C大阪戦に臨む。23日は神奈川県横須賀市内のクラブ施設で全体練習を行い、冒頭15分を報道陣に公開。この日が30歳の誕生日だったMF喜田拓也主将は決意を新たにした。

 30歳として初の全体練習。喜田は軽快に動き、全体練習後はいつものようにピッチに残り、1人で黙々と走り込んだ。小学生時代から横浜の下部組織で育ち、節目の年齢を迎えたザ・キャプテン。練習後の取材で報道陣から祝福されると、感謝を伝えながら思いを語った。

 「まずは感謝。こうして元気に30歳を迎えられた。家族や周りの仲間に恵まれて、このクラブで(30歳という年齢を)迎えられたことは幸せ。7歳でこのクラブに出会って、30歳でこうしてキャプテンとして迎えるというのは想像もしてなかったし、これまでの歩みの中で自分に満足したことは一つもなくて。ただただ、周りの人に恵まれてやってきた。自分の存在や力で与えられるもの、返せるものがあるのであれば、全てを懸けて返していきたい」

 30歳で臨む最初の試合はC大阪戦。チームは今季途中から指揮を執るハッチンソン監督体制となってからリーグ戦で4戦3勝、天皇杯も8強進出と勢いに乗る。横浜にとっては16年ぶりに国立競技場で行うホームゲームだ。喜田は「自分たちの力を示すいい機会。自分たちがやってきたこと、マリノスの魅力を発信できるような好ゲームができれば一番」と意気込んだ。