【再建へ】B1からB3へ転落した新潟…成績低迷に陥った6つの問題点とその解決策とは!? 見据えるはトップリーグへの復帰

AI要約

新潟アルビレックスBBが2季連続の降格を喫し、ブースターミーティングで糸満社長が成績低迷の要因と解決策を提案。

糸満社長が6つの問題点と対策を説明し、チーム再建に向けた取り組みを紹介。

ブースターからの意見や質問も寄せられ、コミュニケーションやチーム運営についての改善が求められている。

【再建へ】B1からB3へ転落した新潟…成績低迷に陥った6つの問題点とその解決策とは!? 見据えるはトップリーグへの復帰

2季連続でリーグ降格を喫したバスケットボールB3の新潟アルビレックスBB。かつて地区優勝を果たしたチームは再建することができるのか…ブースターとのミーティングで厳しい意見や質問も寄せられる中、糸満社長が成績低迷の要因とその解決策について提示し、協力を呼びかけた。

8月19日に新潟県長岡市で開かれた新潟アルビレックスBBのブースターミーティング。

ブースターを前にアルビBBの糸満盛人社長は「おそらくこの数年間、ストレスだとかご不満だとか悩ましいところとか、諸々な思いを感じさせてしまっているだろうと感じている」と挨拶。

加えて「『どうしたらそこまで落ちられるんですか?』というようなことを言われたのが、一番ショックだった」と話した。

Bリーグが発足した2016~17年のシーズンからトップリーグのB1で戦ってきたアルビBB。

しかし、2022~23年シーズンにB2に降格。当時の川上明社長は「選手が輝ける場所をつくり切れなかったことが経営として反省があるシーズンだった」と、1年でのB1復帰を目標に戦うと決意を述べた。

しかし、B2に舞台を移して戦った昨季は7勝53敗で最下位となり、B3への降格が決まった。

こうした状況にブースターからは「必ずブースターの声を聞いてくれというわけではないが、ブースターの声に反応しないことが積もれば、特に負けが続いている状況だと『何なの?』という形でストレスがたまるので、そういうのを改善していただきたい」「なぜ2年連続の降格となったのか」「見に行きたい・応援したいチームづくりをどのようにするのか」などの意見がクラブ側に寄せられたという。

糸満盛人社長は成績低迷が続いた要因について以下6つの問題点を説明。

(1)十分な強化費確保できず

(2)チーム編成の遅れ

(3)GM・フロント連携不足

(4)コミュニケーション不全

(5)コンセプト不明確なまま

(6)ケガ・体調不良選手多発

これに対しての解決策も提示した。

(1)営業強化+経費削減で強化費維持

(2)新HCの早期確定、速やかな編成着手・早期確定

(3)代表強化本部長兼務、経験不足担保可能の編成ボード設定

(4)コミュニケーション力重視での編成、日本人HCの登用、スタッフ体制の見直し

(5)コンセプト明確化、十分なコミュニケーション継続の実施、一貫したチーム運営の履行

(6)チームスタッフの再編成、関係法人との連携強化、練習場の再検討