千葉J新監督 渡辺雄太の「強み生かす」 NBA時代“教え子”と常勝軍団結成へ

AI要約

千葉Jの新監督であるトレバー・グリーソン氏が渡辺雄太選手を指導するために就任会見を行った。

急遽人選を変更した理由やグリーソン氏の評価、チームの方針について述べられた。

グリーソン氏はチームを常勝軍団に育て上げることを目指しており、将来に向けた土台を築く意欲を見せている。

千葉J新監督 渡辺雄太の「強み生かす」 NBA時代“教え子”と常勝軍団結成へ

 バスケットボールBリーグの千葉Jは23日、千葉県八千代市でトレバー・グリーソン新監督(56)の就任会見を行った。オーストラリア出身の新指揮官は今季加入する渡辺雄太(29)をNBAラプターズ時代の21~23年にアシスタントコーチとして指導。2季ぶりの“再タッグ”が実現するシーズンへ「とても楽しみ。優勝を目指してチームをつくり上げていきたい」と意気込んだ。

 チームは当初、パリ五輪でドイツ代表を率いたゴードン・ハーバート氏と契約合意しながら破棄の申し出があり、急きょ人選を再スタート。その中で「渡辺と2季一緒にやり、小さいポイントガードをうまく使っていた」(池内勇太GM)と1メートル67の司令塔・富樫との相性も考慮し、白羽の矢を立てた。

 グリーソン氏も渡辺を「NBAでいい関係性をつくれた。中心選手になると思うので、強みを生かせるようにしたい」と高く評価。他にもタレントがそろうチームをまとめ、「1年だけでなく組織の未来につながる土台をつくりたい」と常勝軍団を目指す考えを示した。