ドジャースに3連敗のマリナーズがサービス監督を電撃解任へ、米報道 イチロー氏引退時の指揮官

AI要約

マリナーズのスコット・サービス監督がシーズン終盤にもかかわらず電撃解任されると報じられた。

サービス監督はチームを立て直し、プレーオフ進出に導いた実績があったが、チームの不振により解任されることとなった。

プレーオフ進出を狙うチームがシーズン終盤に監督を解任する異例の事態となった。

ドジャースに3連敗のマリナーズがサービス監督を電撃解任へ、米報道 イチロー氏引退時の指揮官

 マリナーズのスコット・サービス監督(57)が22日(日本時間23日)、シーズン終盤にもかかわらず電撃解任されると、複数の米メディアが報じた。

 捕手としてアストロズ、カブスなどでプレーしたサービス監督は、16年からマリナーズの監督に就任。低迷していたチームを立て直し、22年には01年以来21年ぶりにプレーオフ進出に導いた。19年までプレーしたイチロー氏、19~21年に所属した菊池(現アストロズ)ら日本人選手の指揮も執った。

 今季は4月途中にア・リーグ西地区首位に立つと、順調に白星を積み重ねていた。だが、8月13日にアストロズに抜かれて2位に転落すると、19~21日にドジャースに3連敗を喫するなど直近9試合で1勝8敗と大失速。64勝64敗の勝率5割となり、地区首位のアストロズに5ゲーム差、ワイルドカード枠までも7・5ゲーム差と、プレーオフ進出へ黄色信号となっていた。

 プレーオフ進出を狙うチームがシーズン終盤に監督を解任することは異例。16年から9年間チームを率いたサービス監督がまさかの形でチームを去ることになる。