ドジャース・大谷「40―40」達成でもMVP争いは混戦 「20―60」デラクルス、3冠射程オズナ

AI要約

大谷翔平投手がマリナーズ戦で盗塁を成功させ、40―40達成に王手をかける

ナ・リーグMVP争いはデラクルス、オズナ、ジャッジなど複数の選手が熱い戦いを繰り広げている

一方、ア・リーグMVP争いではジャッジとウィットがトップ争いを展開している

ドジャース・大谷「40―40」達成でもMVP争いは混戦 「20―60」デラクルス、3冠射程オズナ

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、マリナーズ戦で右前打で出塁した5回に今季39盗塁目の二盗を決めた。既に39本塁打を放っており、メジャー史上6人目の「40―40(40本塁打&40盗塁)」達成にダブルで王手をかけた。

 大谷が史上最速で「40―40」を達成しても、ナ・リーグのMVP争いは混戦模様だ。ライバルの一人が、レッズの遊撃手デラクルス。ブルージェイズ戦で22号を含む3安打3打点の活躍を見せ、6点差をはね返す逆転勝利に貢献した。5回には今季60盗塁目の三盗に成功。「20―60(20本塁打、60盗塁)」は史上5人目の快挙となった。

 2人目のライバルはオズナ(ブレーブス)。打率・309、94打点はリーグトップ。37本塁打は大谷に2本差の2位で、3冠王に最も近い存在だ。

 ア・リーグのMVP争いはガーディアンズ戦での2本塁打を加えた47本塁打、117打点でリーグ2冠のジャッジ(ヤンキース)が大本命。打率・352で同1位のウィット(ロイヤルズ)が対抗馬だ。