SNSでの差別的発言、誹謗中傷にNO! 神戸が「お互いをリスペクトし、信頼し合える関係」を願う
ヴィッセル神戸はSNSでの差別的発言や誹謗中傷に対するガイドラインへの協力を呼びかける声明を出した。
クラブは選手やスタッフへの差別的な投稿や悪質なコメントに対して厳しく取り締まり、法的措置も辞さない姿勢を示している。
今後もお互いをリスペクトし信頼し合える環境を作るため、節度ある発信や行動を呼びかけている。
ヴィッセル神戸は8月22日、クラブの公式サイトで「SNSでの差別的発言、誹謗中傷に対するガイドラインへのご協力のお願い」と題して、声明を出した。
「ヴィッセル神戸は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて公式アカウントを保持、運用しております。日頃の投稿に対してコメントやいいねなどSNSを通じてたくさんの応援をいただき、誠にありがとうございます」
そう感謝を伝える一方で、見過ごせない事象もある。
「ただその中には、弊クラブ所属選手、スタッフに対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない投稿が見受けられます。また選手、スタッフやその家族などに対して、DM(ダイレクトメッセージ)にて悪質なコメントが送られてくるという報告も受けております」
クラブとしては毅然とした姿勢を示し、協力を呼びかける。
「ヴィッセル神戸では、2021年5月にSNSガイドラインを制定、公表しております。引き続き、禁止事項に該当する投稿に関しては、法的措置や警察への届け出などを行う場合がございます。SNSをご利用されるみなさまにおかれましても今一度ご自身の投稿や発信を見つめなおし、節度ある発信にご協力ください」
そして最後に「今後とも選手、スタッフ、ファン、サポーターの他、クラブに関わる全ての方たちが、お互いをリスペクトし、信頼し合える関係を醸成できるように取り組んでまいりますので、改めてご理解、ご協力をお願いいたします」と記した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部