【巨人】豪快始球式の棚橋弘至が野球選手へ筋肉のススメ オフ期間は「新日本プロレスの道場に」
新日本プロレスの棚橋弘至が始球式でダイナミックな投球を披露し、野球に対する思いを語る。
棚橋は現役レスラーとしても活躍する中、プロ野球選手の肉体改造を提案し、合同自主トレを呼びかける。
野球への夢を胸に持ち続ける棚橋の姿が明らかになる。
<巨人-広島>◇21日◇東京ドーム
新日本プロレスの棚橋弘至(47)が筋肉のススメを説いた。背番号100のユニホーム姿で始球式に登場すると、ダイナミックなフォームから投げ下ろした球は、低い弾道でミットに収まった。一仕事を終えた、新日の社長を兼任する棚橋は「今だったら何でも答えられます」と取材エリアに姿を現した。小中高で野球経験を経験し、本職は左翼ながら投手としても経験があり、こう見えてサイドスローの変化球投手。「さすがに今日はオーバースローでいこう」と肩を慣らして迎えた1球に魂を込めた。
小学校からプロ野球選手が夢だった。47歳となった今も現役レスラーとして、リングに立ち続けている棚橋。筋骨隆々の体に胸を張りながら「もしよければ、ウエートトレーニングだったら一緒にできます。野球はあまりうまくなかったんですけど、筋肉はありますので」と競技の枠を飛び越えた合同自主トレを自ら申し出た。「ぜひオフの期間に、基本的な体幹だったり、筋肉量をアップしたという方は、キャンプで沖縄とか暖かいところに行かず、新日本プロレスの道場に来ていただけたら、マンツーマンでやりますので」と、プロ野球選手の肉体改造を歓迎した。