【新日本】G1王者ザック「俺が引っ張る」10・14IWGP挑戦の相手は「ドッチデモイイヨ」

AI要約

ザック・セイバーJr.がG1クライマックスで初優勝し、新日本プロレスのリーダーとしての責任を語った。

ザックはIWGP世界ヘビー級の王者内藤哲也に挑戦することを宣言し、10・14両国大会での試合が正式に決定した。

新日本プロレスのチームが変革をテーマに掲げる中、ザックはオーカーンにも挑戦する気持ちを示した。

【新日本】G1王者ザック「俺が引っ張る」10・14IWGP挑戦の相手は「ドッチデモイイヨ」

 18日のG1クライマックス優勝決定戦で辻陽太(30)を倒し、英国人として初優勝を飾ったザック・セイバーJr.(37)が19日、都内の新日本プロレス本社で一夜明け会見に臨み、先頭に立って新日本プロレスをけん引していく心意気を示した。

 ザックは会見で「G1に勝利し、次はIWGP世界ヘビー級のチャンピオンになる、そう自分を信じ切ることができると思う。新日本を愛し、日本を愛している自分が、日本のプロレスを代表する最高の選手としてこれからを担っていきたい」「(決勝で戦った)辻だけでなく、新世代の若い選手全員が台頭していかなければ、新日本プロレスは大きくなっていかないと思う。G1に勝った自分が彼らの上に立って率いていく、そういう責任を負っていると自負している」などと話し、自分が新たな新日本のリーダーだと力強く宣言した。

 G1優勝者は来年1月4日の東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者(現在は内藤哲也)と対戦するのが慣例だ。だがザックは決勝戦の後、「1・4はちょっと遠いね。ザックは両国が一番好きだよ。両国でタイトルマッチが良いと思う。次の両国大会はいつだっけ? 10月14日? ザック、IWGP世界ヘビー級、挑戦する~!」と10・14両国での挑戦をアピール。この日、その試合が正式に発表され、9月29日神戸大会で行われるIWGP世界ヘビー級王座戦「王者・内藤哲也VS挑戦者グレート-O-カーン」の勝者に、ザックが10・14両国で挑戦することが決まった。

 ザックは「新日本プロレスだけでなく、日本で一番人気のあるレスラーを倒してベルトを取るのが何よりもインパクトがあると思ってる。だから内藤を倒したい」と話す一方で「でも今年の新日本のテーマは“チェンジ”だ。そういう意味ではオーカーンに挑戦するプランだって歓迎する」と話し、最後に日本語で「ドッチデモイイヨ」と笑顔を見せていた。