日本ハム・水谷瞬、佐藤友亮2軍打撃コーチと意見交換「夏期講習」

AI要約

日本ハム・水谷瞬外野手が2試合ぶりの先発で初回先頭打者本塁打を放ち、チームの連敗を止める活躍を見せた。

水谷は試合前に2軍施設で打撃練習を行い、打撃コーチからアドバイスを受けて準備を整えた。

新庄監督も水谷の活躍を称賛し、3位のロッテに勝利してチームに勢いを付けたいとコメントした。

日本ハム・水谷瞬、佐藤友亮2軍打撃コーチと意見交換「夏期講習」

(パ・リーグ、ロッテ3―5日本ハム、22回戦、日本ハム15勝6敗1分、20日、ゾゾマリン)1番で2試合ぶりに先発出場した日本ハム・水谷瞬外野手(23)が一回、7月17日の楽天戦(エスコン)以来となる自身2度目の初回先頭打者本塁打を放った。

「勢いを付けたかった。風の強い球場なので入ってくれてよかった」

カウント2-1から先発、小島の146キロの直球を一閃し、バックスクリーンへ。2安打1打点の活躍でチームの連敗を3で止めた。

入念な準備が実を結んだ。この日は試合前に千葉・鎌ケ谷市にある2軍施設に足を運んだ。自身がファーム調整中に打撃の基礎を指南してくれた佐藤友亮2軍打撃コーチと打撃練習をしながら意見交換したという。内容は伏せたが「引き出しをいただいた。友亮さんのおかげ。夏期講習ですね」。1週間前に4打数無安打に抑えられていた小島から快音を響かせ「前回のイメージを払拭できた」と胸を張った。

ゲーム差なしに迫られていた3位・ロッテとの3連戦の初戦を取り、新庄監督は「ロッテに勝って勢いを付けたかった。(先勝したのは)ビッグね」。殊勲の水谷は「あすも勝ってあす以降につながるように」と力強く次戦を見据えた。(加藤次郎)