なでしこ北川ひかる、スウェーデン1部BKヘッケンへ移籍　同クラブ初の日本人選手

AI要約

サッカー女子のスウェーデン1部BKヘッケンが、女子日本代表DF北川ひかるを獲得し、契約期間は26年までと発表。

北川はINAC神戸を退団し、初の日本人選手としてBKヘッケンに加入。左利きのサイドバックで守備力と攻撃参加が魅力。

北川はパリ五輪で活躍し、海外挑戦を希望。新たな挑戦を始め、さらなるレベルアップを目指す。

　サッカー女子のスウェーデン1部BKヘッケンは19日、女子日本代表「なでしこジャパン」でパリ五輪に出場したDF北川ひかる（27）を獲得したと発表した。契約期間は26年まで。同クラブに所属する初の日本人選手となることも伝えた。

　フランスから帰国後の今月9日、昨季所属していたINAC神戸退団と海外挑戦について表明していた北川。この日は自身のインスタグラムのアカウントでBKヘッケン加入を伝えた。

　育成機関JFAアカデミー福島から浦和、新潟を経て昨季からINAC神戸でプレー。左利きでサイドバックを主戦場に守備力はもちろん、アグレッシブな攻撃参加が魅力だ。パリ五輪では大会直前に右膝を負傷したが、1次リーグ最終第3戦のナイジェリア戦では鮮やかなFK弾を決めた。

　準々決勝・米国戦に敗れた後、取材エリアでは「世界の相手に通用するようなことを個人として、もっとやっていかなきゃいけないと思った。世界の相手と常にやれる環境に行って、もっと自分を高めたい」と海外挑戦に意欲を示していた。さらなるレベルアップへ、異国の地で新たな挑戦をスタートさせる。

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