【海外】買えるSBKマシン「GYTR R1 Pro 25th Anniversary」1号車が完成! 価格は約2600万円也

AI要約

ヤマハが欧州で展開しているGYTRに、YZF-R1の25周年を祝う特別仕様車が完成。

GYTR R1 Pro 25th Anniversaryは、最も豪華でハイスペックなモデルであり、SBKマシンに近い仕様となっている。

GYTR R1 Proは、低重心タンクやSBK仕様のマレリ製ECUを搭載し、超ハイレベルな仕上がりとなっている。

【海外】買えるSBKマシン「GYTR R1 Pro 25th Anniversary」1号車が完成! 価格は約2600万円也

ヤマハが欧州で展開しているGenuine Yamaha Technology Racing(GYTR=ジェニュインヤマハテクノジーレーシング)に、YZF-R1の25周年を祝う特別仕様車が発表されたのは昨年7月のこと。この1号車がついに完成した。

文/Webikeプラス 編集部

2023年に公開されたGYTR R1 Pro 25th Anniversaryは、ヤマハが一般に発売した中で最も豪華でハイスペックなモデル。昨年25周年を迎えた初代YZF-R1イメージで25台が限定販売されるが、この度、英国を拠点とするGYTRのプロショップ「Crescent Motorcycles」が1号車を完成させた。

GYTR Pro R1は、SBKマシンを担当したヤマハモーターリサーチ&デベロップメントヨーロッパのレーシングエンジニアによって開発されており、仕様は実際のSBK仕様にかなり近いという。そのため15万9000ユーロ(約2600万円)という破格なプライス設定となった。

クレセントモーターサイクルズの担当者が「2021年に優勝したバイクとほぼ同じ仕様」と語るように、STDとは全くの別物。さらにジョナサン・レイ選手らと同じメカニックが組み上げるという限りなくSBKマシンに近いYZF-R1を買うことができるのだ。

GYTR R1 Proは、低重心タンクとSBK仕様のマレリ製ECUが収容可能なカーボン製リアフレームを採用。足まわりにはSBK用に開発されたスイングアームを奢るという超ハイレベルなもの。ジョナサン・レイ選手の担当メカニックが「これは間違いなくスーパーバイク」と太鼓判を押す仕上がりだ。