阪神・岡田監督「サードの指示やんか。誰が指示せなあかんの」 9回追いつかれた場面に苦言呈する
阪神は9回2死満塁から岩崎が代打・福永に遊撃への2点打を許し、手中にしていた白星を逃した。
10試合ぶりの2桁安打を記録した打線は6回に中野の右前適時打で勝ち越し、佐藤輝が猛打賞となる左前適時打でリードを広げたが、最後に守り切ることはできなかった。
岡田監督は9回2死満塁から福永の遊撃内野安打を捕球した木浪が本塁送球ができなかった点に関して「サードの指示やんか」と一番近くにいる佐藤輝がバックホームを指示すべきだったと指摘した。
◇セ・リーグ 阪神5ー5中日(2024年8月17日 バンテリンD)
阪神は9回2死満塁から岩崎が代打・福永に遊撃への2点打を許し、手中にしていた白星を逃した。2死一、二塁から代打・ブライトに与えた四球が流れを変えた。10試合ぶりの2桁安打を記録した打線は6回に中野の右前適時打で勝ち越し、佐藤輝が猛打賞となる左前適時打でリードを広げたが、最後に守り切ることはできなかった。
今季20度目の延長戦で6度目の引き分け。岡田監督は9回2死満塁から福永の遊撃内野安打を捕球した木浪が本塁送球ができなかった点に関して「サードの指示やんか」と一番近くにいる佐藤輝がバックホームを指示すべきだったと指摘した。以下は一問一答。
――9回の木浪は判断の難しいプレーだった。
「木浪の判断ちゃう、サードの指示やんか。ボール追いかけてるやつが、そんなん、走者見られへんねんから」
――サードも見えていなかったか。
「見えてなかったいうのと、見てなかったいうのは違いがあるよな。野球勘やけどな、それはもう。誰が近くで見てるの。誰が指示せなあかんの。簡単なことやんか」
――満塁にしたのが痛かった。
「いやいや、結局点が入るときはフォアボールやって、ずっと言ってるやろ。向こうも点入る時そうやし、こっちもそうやんか。もうフォアボール出した時点で、もうな。そんな一番分からんバッターやんか、対戦のないような。そやろ。それにフォアボールなんやもん、しゃあないやん」
――岩崎の配置転換は。
「え? 何も考えてないよ、そんなの。いま終わって」
――村上も…。
「何かもう、いっぱいありすぎて答えようがないわ。そんな素人に分からんようなことがいっぱいありすぎて」