テニス=大坂なおみ、復帰後の不調に戸惑い「体が自分のものでない」

AI要約

女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみ(26)は、競技復帰後の調子に戸惑いを示している。昨年に女児を出産し、復帰後は本来の力を出せず、最高成績もベスト8にとどまっている。

大坂は自身の現状について、「体が自分のものではないように感じる」とコメント。プレーに違和感を覚え、自分らしいプレースタイルが戻れないことに不安を感じている。

自分のプレーが以前と違う感覚であり、産後のような状態だと語る大坂。テニス歴の長い彼女が、ラケットを自分の手の延長と感じられないことに対する戸惑いをつづっている。

テニス=大坂なおみ、復帰後の不調に戸惑い「体が自分のものでない」

[14日 ロイター] - 女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみ(26)は、競技復帰後の自身の状態について、本来の力を出せていないと戸惑いを示している。

昨年7月に女児を出産した大坂は、今年1月のブリスベン国際でプレーに復帰。現在の世界ランキングは90位で、復帰後の大会で残した最高成績はベスト8にとどまっている。直近のシンシナティ・オープンでは予選で敗れ、本戦に出場できなかった。

大坂はパフォーマンスが向上しない現状について、13日にインスタグラムに「現在の自分の最大の問題は負けることではなく、体が自分のものではないように感じること。ミスするはずのないボールをミスしたり、以前よりも強く打てなかったりするのは変な感じだ」と悩みを投稿した。

また「今年は自分らしくプレーできた試合がいくつかあったが、今の状態を例えると産後のような感覚。それが怖い。私は3歳からテニスをしていて、ラケットが自分の手の延長のように感じられるはずなのに」と述べ、自分のプレーにぎこちなさを覚えているという。