ソフトバンク小久保監督の親心 先発ローテ生き残りをかけた大津亮介のための初回前進守備 「ローテに入る条件だと思っていたので」

AI要約

西武がソフトバンクを4-1で下し、大津亮介が5回4失点で7敗目を喫した。内野陣の前進守備が結果として先制点を許す展開となった。

小久保監督は大津に対して親心を見せる采配を行い、今後のローテ入りの条件として最少失点での投球を期待していた。

大津は6戦勝ちなしの4連敗となり、ソフトバンクは苦しい状況が続いている。

ソフトバンク小久保監督の親心 先発ローテ生き残りをかけた大津亮介のための初回前進守備 「ローテに入る条件だと思っていたので」

 ◆西武4―1ソフトバンク(14日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクの大津亮介が5回4失点で7敗目(6勝)を喫した。これで自身6戦勝ちなしの4連敗となった。

 初回、先頭の外崎修汰に右中間二塁打を許すと、源田壮亮の犠打で1死三塁の先制機を招いた。初回にも関わらずソフトバンクの内野陣は前進守備。結果的に佐藤龍世に右犠飛で先制点を献上した。

 立ち上がりでは珍しい前進守備について、小久保裕紀監督は「(大津は)ラストチャンスではなかったんですけど、ここがあまりよくなければ、来週から6連戦はあと1回しかないわけなので。控えているピッチャーもいるという点では最少失点で抑えてやろうかなというところです。チームが勝つというよりは、あいつが最少失点でいくことが今後のローテに入る条件だと思っていたので」と期待の2年目右腕への〝親心〟を見せた采配であったことを明かした。

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